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屈辱の大敗を糧に課題改善! 新潟入団内定の佐賀東MF吉田陣平が「本当に刺激を受けた」というJリーガーは?

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2021年11月10日

決勝に駒を進めるも、準決勝は消化不良の内容…「自分の成長につながるように戦いたい」

新潟での練習参加では課題を突き付けられたという。スケールアップした吉田の姿を選手権で見られるか。写真:松尾祐希

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 ポジションは異なるとは言え、自分と同じくサイズに恵まれていない選手が示してくれた可能性。そうした新たな刺激も受け、春先と比べてスムーズにプレーできるようになった。

 新潟の練習で多くのもの得て、開幕した選手権予選。準決勝までの4試合で28得点を奪ったチームにおいて、吉田は存在感を発揮した。ダブルボランチの一角で攻撃のタクトを揮い、鋭い縦パスでチャンスを演出。自らも最大の武器であるドリブルを生かして3列目からゴール前に割って入った。
 

 そして、迎えた龍谷との準決勝。1-0で勝利を収めたが、思うようにボールを受けられず、納得のいくプレーはまるでできなかった。

「前半から同じリズムでボールを回し、時間だけが過ぎていった。ちょっともったいなかったと思う。自分が受けて打開できれば良かったけど、受けられなかったので反省しないといけない」

 反省の弁を述べた吉田は、11月13日に行われる佐賀商との決勝までに改善を誓った。

 0-5の大敗。夏の悔しさを経て、地道に積み重ねてきた。リベンジを果たすためにも県予選で姿を消すわけにはいかない。「1年生の頃から全国優勝を掲げ、サッカーをやってきた。これからもサッカーをやっていくので、自分の成長につながるように戦いたい」と言い切る10番は最高の冬にすべく、決勝では誰よりも結果にこだわってプレーする。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)
 
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