市立長野が悲願の選手権初出場!
ともに初の選手権行きが懸かった長野決勝は激しい撃ち合いとなった。
ゲームは市立長野がボールを握り、長野日大がカウンターを狙う展開。まず前半16分にセットプレーから先制ゴールを奪ったのは、後者だった。石黒のFKのこぼれ球を10番の川浦がねじ込み、ここまで予選無失点だった敵の堅牢を破る。その後はビハインドを負った市立長野が攻勢を強め、同33分に左サイドからのクロスを収めたMF木下がチップキックでネットを揺らし、同点に追いつく。その5分後にFW笠原の力強い右足のシュートで突き放されたものの、後半7分にふたたび木下が同点弾を叩き込み、スコアを再度タイに戻した。
そして同31分、右サイドからのクロスに木下が右足で合わせてハットトリックを達成し、逆転に成功する。このリードを守り切った市立長野が3-2で死闘を制し、悲願の初出場を決めた。
岡山学芸館と作陽が鎬を削った岡山決勝。前半は両チームとも相手ゴールに迫る場面を作りつつも、あと一歩のところで得点を奪えず、スコアレスで折り返す。迎えた後半も、作陽が個人技を活かしながら良質なパスワークで崩しにかかれば、岡山学芸館は丁寧なつなぎから縦にスピーディなアタックを繰り出していく。一進一退の攻防が続くなか、両者譲らず80分間を終え、延長戦でもスコアボードは動かず。そして迎えたPK戦、先行の岡山学芸館のGK寺島が作陽4本目のキックをストップ。5人全員が成功した岡山学芸館が5-3で競り勝ち、2年ぶり4回目の本大会出場を決めた。
[11月6日の予選決勝結果]
宮城:仙台育英 2-0 聖和学園
山梨:山梨学院 1(5PK3)1 韮崎
富山:富山一 1-0 富山工
長野:市立長野 3-2 長野日大
岡山:岡山学芸館 0(5PK3)0 作陽
宮崎:宮崎日大 3-1 鵬翔
ゲームは市立長野がボールを握り、長野日大がカウンターを狙う展開。まず前半16分にセットプレーから先制ゴールを奪ったのは、後者だった。石黒のFKのこぼれ球を10番の川浦がねじ込み、ここまで予選無失点だった敵の堅牢を破る。その後はビハインドを負った市立長野が攻勢を強め、同33分に左サイドからのクロスを収めたMF木下がチップキックでネットを揺らし、同点に追いつく。その5分後にFW笠原の力強い右足のシュートで突き放されたものの、後半7分にふたたび木下が同点弾を叩き込み、スコアを再度タイに戻した。
そして同31分、右サイドからのクロスに木下が右足で合わせてハットトリックを達成し、逆転に成功する。このリードを守り切った市立長野が3-2で死闘を制し、悲願の初出場を決めた。
岡山学芸館と作陽が鎬を削った岡山決勝。前半は両チームとも相手ゴールに迫る場面を作りつつも、あと一歩のところで得点を奪えず、スコアレスで折り返す。迎えた後半も、作陽が個人技を活かしながら良質なパスワークで崩しにかかれば、岡山学芸館は丁寧なつなぎから縦にスピーディなアタックを繰り出していく。一進一退の攻防が続くなか、両者譲らず80分間を終え、延長戦でもスコアボードは動かず。そして迎えたPK戦、先行の岡山学芸館のGK寺島が作陽4本目のキックをストップ。5人全員が成功した岡山学芸館が5-3で競り勝ち、2年ぶり4回目の本大会出場を決めた。
[11月6日の予選決勝結果]
宮城:仙台育英 2-0 聖和学園
山梨:山梨学院 1(5PK3)1 韮崎
富山:富山一 1-0 富山工
長野:市立長野 3-2 長野日大
岡山:岡山学芸館 0(5PK3)0 作陽
宮崎:宮崎日大 3-1 鵬翔
11月6日時点で本大会出場を決めているのは10校。明日7日には青森、福島、新潟、兵庫、鹿児島など9県で予選決勝が開催される。本大会の抽選会は15日に実施され、23日の群馬決勝、12月5日の茨城決勝を経て全出場48校が出揃う予定だ。
第100回の節目を迎える本大会は12月28日に開幕し、1月10日に決勝が行なわれる。8年ぶりに新装なった国立競技場が使用され、開会式/開幕戦、準決勝、そして決勝の舞台となるのも注目だ。
構成●高校サッカーダイジェスト編集部
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