オスカール・レウィツキ（MF／スウェーデン）A代表歴あり
└彷彿とさせるのは――ハビエル・マスチェラーノ
└最大の武器は――カバーリングとパスワーク
└改善すべきは――効果的な縦パス
 
　危機察知能力に非常に優れたボランチ。スウェーデン守備陣に生じる隙間を抜け目なく埋めていた。攻撃時には最終ラインに下がってパスを捌く。前線への効果的な縦パスを出せるようになれば、とても面白い選手になるはずだ。

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ジョン・グイデッティ（FW／スウェーデン）A代表歴あり
└彷彿とさせるのは――クラース＝ヤン・フンテラール
└最大の武器は――エリア内でのポジショニングと視野
└改善すべきは――決定力
 
　常にゴールに直結する動きを狙うストライカー。ペナルティエリア内でスッとフリーになってボールを受けると、素早い動作でシュートまで持ち込む。多くのチャンスがこのFWを経由して生まれた。アシスト能力も高い。
 
アレクサンデル・ミロセビッチ（DF／スウェーデン）A代表歴あり
└彷彿とさせるのは――ディエゴ・ゴディン
└最大の武器は――１対１での対応、カバーリング
└改善すべきは――展開力
 
　スウェーデンの堅守を支えた屈強なCB。ミスが少なく、クロスボールの先にはいつもこの男がいた。高さだけでなく、カバーリング能力も長けており、スペースに抜け出してくる相手への対応も速かった。
 
ピエール＝エミル・ホイビェア（MF／デンマーク）A代表歴あり
└彷彿とさせるのは――スティーブン・ジェラード
└最大の武器は――力強いドリブルとミドルシュート
└改善すべきは――周りを活かすプレー
 
　シンプルなパスワークで戦うデンマークの中で、グイグイとボールを持ち出す推進力は大きな武器だった。狭いスペースでもうまく身体を使いながらボールを扱い、攻撃の起点を作り出した。
 
ヤニク・フェステルゴー（DF／デンマーク）A代表歴あり
└彷彿とさせるのは――ペア・メルテザッカー
└最大の武器は――長身を利したヘディング、ビルドアップ
└改善すべきは――裏に出たパスへの対応
 
　躍進デンマークのキャプテンとしてチームを引っ張った。長身を利したヘディングでゴール前に立ちはだかり、正確なパスで攻撃の起点としても機能。セットプレー時には得点源として相手の脅威となった。
 
ヨシュア・キンミッヒ（MF／ドイツ）
└彷彿とさせるのは――イバン・ラキティッチ
└最大の武器は――ボール奪取能力、運動量
└改善すべきは――状況に応じたプレー
 
　準決勝ではポルトガルに大敗したが、このMFはドイツにとって攻守両面で欠かせない存在だった。単独でもボールを奪い切り、素早い攻守の切り替えで攻撃をサポート。組織力のあるチームでならより力を発揮できるだろう。