ポイント４）第２ステージの目標と達成への青写真は？
ACL出場権獲得
選手、監督が揃って口にするように、「優勝」を目指すのは当然。ただ、チーム全体として精彩を欠く現状を踏まえれば、高すぎる目標設定は控えるべきか。
となれば、かねてから目標とするACL出場を見据えたい。そのためまずは、守備を建て直し、攻撃もリスクをかけない戦い方に立ち返る必要があるだろう。豊田という絶対的なストロングポイントがあるならなおさらだ。
全員で守ることを前提に、攻撃はロングボールやクロスを主体とし、細かい崩しはオプション。そう割り切って戦ったほうが、相手にとっての脅威も増すのではないか。
ポイント５）第２ステージに向けた補強ポイントと新戦力獲得の動きは？
“飛ばし”レベルのものを含め、補強の話題はこれまで全く上がらず。逆に、エースの豊田と守護神の林は相変わらず海外移籍の噂が付きまとう。いずれにせよ、クラブの予算規模は少なく、２期連続赤字決算中とあっては、思い切った人事は望めないだろう。
文：増山直樹（サッカーダイジェスト編集部）
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