ゲームをオーガナイズする力を身につけたメッシ。
前線は多士済々。メッシは準決勝までわずか1ゴールしか決めていないとはいえ、ひとつ下がったところからのパス、ドリブルが光っている。かつては最前線のドリブラーだったが、年齢を重ねたことでゲーム全体をオーガナイズする視野、感覚を身につけたようだ。
左サイドのディ・マリアは、他のだれも真似できない奇妙な角度からパス、シュートを放つ。観衆の予想をいい意味で裏切る、観ていて飽きないプレーヤーだ。
2トップは、チリのバルガスとペルーのゲレーロ。バルガスは上手くはないものの、泥臭さを備えたストライカー。敵の嫌がるところに飛び込んでいく。ペルー戦では粘り強い“コロコロシュート”と、目の覚めるようなミドルという、ふたつの形のゴールを決めた。
ゲレーロは強さと上手さと冷静さを兼ね備えた、完成されたストライカー。特にポストプレーになると、背後についた敵はほとんど手出しができないほど安定している。
この11人を選ぶ作業はかなり難航したため、泣く泣く外すことになった選手のためにJリーグと同じ7人のベンチ枠を設けた。それでもフェルナンジーニョ(ブラジル)やハメス(コロンビア)を外さなくてはいけないのだから、やはり南米の層は厚い。
【熊崎氏が選んだコパ・アメリカ2015 ベスト11】
[GK]
ダビド・オスピナ(コロンビア)|4試合1失点
[DF]
パブロ・サバレタ(アルゼンチン)|4試合0得点
ガリー・メデル(チリ)|5試合1得点
ニコラス・オタメンディ(アルゼンチン)|4試合0得点
ファン・マヌエル・バルガス(ペルー)|5試合0得点
[MF]
アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン)|5試合2得点
リオネル・メッシ(アルゼンチン)|5試合1得点
アルトゥーロ・ビダル(チリ)|5試合3得点
ビクトール・カセレス(パラグアイ)|4試合0得点
[FW]
エドゥアルド・バルガス(チリ)|5試合4得点
パオロ・ゲレーロ(ペルー)|5試合3得点
【控えメンバー】
[GK]
クラウディオ・ブラーボ(チリ)|5試合4失点
[MF]
チャルレス・アランギス(チリ)|5試合2得点
ホルヘ・バルディビア(チリ)|5試合0得点
ハビエル・マスチェラーノ(アルゼンチン)|5試合0得点
ハビエル・パストーレ(アルゼンチン)|5試合1得点
[FW]
ジェフェルソン・ファルファン(ペルー)|4試合0得点
ルーカス・バリオス(パラグアイ)|3試合3得点
現地取材・文:熊崎敬
左サイドのディ・マリアは、他のだれも真似できない奇妙な角度からパス、シュートを放つ。観衆の予想をいい意味で裏切る、観ていて飽きないプレーヤーだ。
2トップは、チリのバルガスとペルーのゲレーロ。バルガスは上手くはないものの、泥臭さを備えたストライカー。敵の嫌がるところに飛び込んでいく。ペルー戦では粘り強い“コロコロシュート”と、目の覚めるようなミドルという、ふたつの形のゴールを決めた。
ゲレーロは強さと上手さと冷静さを兼ね備えた、完成されたストライカー。特にポストプレーになると、背後についた敵はほとんど手出しができないほど安定している。
この11人を選ぶ作業はかなり難航したため、泣く泣く外すことになった選手のためにJリーグと同じ7人のベンチ枠を設けた。それでもフェルナンジーニョ(ブラジル)やハメス(コロンビア)を外さなくてはいけないのだから、やはり南米の層は厚い。
【熊崎氏が選んだコパ・アメリカ2015 ベスト11】
[GK]
ダビド・オスピナ(コロンビア)|4試合1失点
[DF]
パブロ・サバレタ(アルゼンチン)|4試合0得点
ガリー・メデル(チリ)|5試合1得点
ニコラス・オタメンディ(アルゼンチン)|4試合0得点
ファン・マヌエル・バルガス(ペルー)|5試合0得点
[MF]
アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン)|5試合2得点
リオネル・メッシ(アルゼンチン)|5試合1得点
アルトゥーロ・ビダル(チリ)|5試合3得点
ビクトール・カセレス(パラグアイ)|4試合0得点
[FW]
エドゥアルド・バルガス(チリ)|5試合4得点
パオロ・ゲレーロ(ペルー)|5試合3得点
【控えメンバー】
[GK]
クラウディオ・ブラーボ(チリ)|5試合4失点
[MF]
チャルレス・アランギス(チリ)|5試合2得点
ホルヘ・バルディビア(チリ)|5試合0得点
ハビエル・マスチェラーノ(アルゼンチン)|5試合0得点
ハビエル・パストーレ(アルゼンチン)|5試合1得点
[FW]
ジェフェルソン・ファルファン(ペルー)|4試合0得点
ルーカス・バリオス(パラグアイ)|3試合3得点
現地取材・文:熊崎敬