日本が生んだ宝石は、北ロンドンの地で輝きを放っている。彼はもう、アーセナルの宝石だ。
専門サイト『Pain in the Arsenal』は10月11日、「ラムズデイルとトミヤスはアーセナルのリクルート部門の宝石」と題し、守護神アーロン・ラムズデイルと一緒にチームの守備を強化した日本代表の冨安健洋を称賛した。
プレミアリーグ開幕から3試合で9失点の3連敗と低迷していたアーセナルは、冨安とラムズデイルの登場を境に好調に転じている。
彼らが初めて出場したノーリッジ戦で初白星を挙げたアーセナルは、さらにバーンリーとトッテナムにも勝利。前節はブライトンと引き分け、連勝こそ3で止まったが、4試合で3勝1分けの勝点10を稼いだ。この4試合で失点はわずか1に抑えている。
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「ベジェリンが復帰したときにどう反応するか」
同メディアは「ラムズデイルとトミヤスの獲得は、試合ごとに影響力を増しているようだ」と、両選手に賛辞を寄せた。
「特に日本人DFは、空中戦や守備のスキル、野心と、本当に右サイドに多くをもたらした。(レンタル先の)ベティスからエクトル・ベジェリンが復帰したときに、トミヤスにどう反応するか見るのは興味深い」
冨安やラムズデイルだけでなく、アーセナルは多くの若手で復権を目指している。指揮を執るミケル・アルテタも、39歳の青年監督だ。記事は冨安ら若手が「有能でさらなる成長の余地がある」と、期待を寄せた。
「結果を残し続け、選手たちが快適に成長していくことができれば、文字どおり、このグループには限界がない」
9月のリーグ最優秀監督に選ばれたアルテタは、野心あふれる選手たちとさらなる飛躍を遂げることができるだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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