今年は兵庫で開催される夏のインターハイの組合せ抽選が６月27日に行なわれた。
 
　８月３日に１回戦が行なわれる男子は、同５日まで３連戦。休養日をはさんで準々決勝から決勝まで再び３日間の連戦で同９日に決勝を迎える。今年も過酷な日程の下で、夏の王者を目指す戦いが繰り広げられる。
 
　前年王者の東福岡は２回戦からの登場で、四日市中央工と和歌山北の勝者と初戦を戦う。過去最多８回の優勝を誇る市立船橋は、１回戦で岡山学芸館と対戦する。１回戦屈指の好カードと言えるのが桐光学園対久御山だろう。ともに攻撃力に自信を持つ好チーム同士の激突だ。またこの勝者が２回戦で青森山田と対戦することになっており、こちらも興味深いカードだ。
 
　さらに、プレミアリーグ勢の早期対決が実現する可能性もある。同EASTの流経大柏は初戦で高松南と対戦。同WESTの履正社は明秀日立と対戦するが、互いに初戦を勝ち抜けば早くも２回戦で激突することになる。ただし、インターハイは35分ハーフと試合時間が短く、暑さという敵もあるだけに毎年初戦から波乱が巻き起こる。強豪校とて油断は禁物だろう。
 
　一方の女子は、８月５日に初戦を迎え、同９日に決勝が行なわれる。４連覇を狙う日ノ本学園は、初戦でいきなりライバルの藤枝順心と激突。地区予選で強豪の常盤木学園を破った聖和学園は、開志学園JSPとの対戦となった。
 
　男女の組合せは以下のとおり。
 
2015インターハイ　男子組合せ
※２回戦は、上から順に勝者同士が対戦（例：東福岡 対 四日市中央工×和歌山北の勝者）
 
東福岡（福岡）　※１回戦シード
四日市中央工（三重）×和歌山北（和歌山）
秋田商（秋田）×岐阜工（岐阜）
日大藤沢（神奈川）×鵬翔（宮崎）
明秀日立（茨城）×履正社（大阪２）
高松南（香川）×流経大柏（千葉１）
山口鴻城（山口）×札幌大谷（北海道）
星稜（石川）※１回戦シード
 
鹿児島実（鹿児島）※１回戦シード
立正大淞南（島根）×東北（宮城）
草津東（滋賀）×盛岡商（岩手）
福井商（福井）×三田学園（兵庫２）
佐賀学園（佐賀）×米子北（鳥取）
西武台（埼玉１）×中京大中京（愛知１）
明徳義塾（高知）×国学院久我山（東京２）
桐生一（群馬）※１回戦シード
 
青森山田（青森）※１回戦シード
桐光学園（神奈川１）×久御山（京都）
市立船橋（千葉２）×岡山学芸館（岡山）
尚志（福島）×那覇（沖縄）
滝川二（兵庫２）※１回戦シード
創造学園（長野）×東海学園（愛知２）
帝京三（山梨）×新田（愛媛）
長崎南山（長崎）※１回戦シード
 
広島皆実（広島）※１回戦シード
徳島市立（徳島）×佐野日大（栃木）
大阪桐蔭（大阪１）×新潟明訓（新潟）
旭川実（北海道２）×奈良育英（奈良）
羽黒（山形）×関東一（東京１）
清水桜が丘（静岡）×水橋（富山）
西武文理（埼玉２）×大分（大分）
大津（熊本）※１回戦シード
 
2015インターハイ　女子組合せ
※２回戦は、上から順に勝者同士が対戦
 
大商学園（大阪／近畿１）×前橋育英（群馬／関東３）
開志学園JSC（新潟／北信越）×聖和学園（宮城／東北１）
 
聖カピタニオ（愛知／東海２）×鳴門渦潮（徳島／四国）
東海大五（福岡／九州２）×修徳（東京／関東１）
 
作陽（岡山／中国）×富岡・ふたば未来学園（福島／東北２）
神戸一（兵庫／開催県）×鎮西学院（長崎／九州１）
 
花咲徳栄（埼玉／関東２）×北海道文教大明清（北海道）
藤枝順心（静岡／東海１）×日ノ本学園（兵庫／近畿２）