WEリーグは10月２日、各地で４節の５試合を開催。前節まで首位のINAC神戸レオネッサ、同２位の三菱重工浦和レッズレディースが３連勝を飾っている。

　INACは敵地でAC長野パルセイロレディースと対戦。前半はスコアレスで終了したものの、終盤の75分にDF西川彩華のゴールでINACが先制。さらに86分にも伊藤美紀の追加点で勝負を決めた。２-０で勝利したINACが３連勝で勝点９とし首位を守った。

　一方、浦和はアウェーで大宮アルディージャVENTUSと対戦し、開始５分のFW安藤梢のゴールで先制すると、後半立ち上がりの49分にもMF猶本光が追加点を決めた。浦和はさらに終盤にもエースの菅澤優衣香、遠藤優に追加点が生まれ、４-１で快勝。INACとともに勝点９とし、得失点差で２位につけた。

　前節WEリーグ初勝利を飾った日テレ・東京ヴェルディベレーザは敵地でジェフ千葉レディースと対戦し、３-０で快勝。43分に18歳のMF木下桃花が先制点を挙げると、後半も小林里歌子の２戦連発弾、アディショナルタイムには菅野奏音がダメ押し。２連勝とした東京NBが４位に浮上している。

　またマイナビ仙台レディースは、敵地でちふれASエルフェン埼玉に３-０で快勝。FW矢形優の２ゴールとMF宮澤ひなたの得点で突き放した。仙台Lは勝点８で３位をキープした。

　サンフレッチェ広島レジーナ対アルビレックス新潟レディースの一戦は、アウェーの新潟Lが道上彩花のゴールで先制するも、S広島Rは37分に上野真実の同点弾で追いつき、そのまま引き分けに終わった。

　４節の結果と順位は以下の通り。
 

４節の結果（10月２日）
千葉L０-３東京NB
大宮V１-４浦和
EL埼玉０-３マイ仙台
S広島R１-１新潟L
AC長野０-２ I神戸

WEリーグ順位（４節終了時）
順位　チーム名（勝点）得失点差
１　I神戸（９）＋９
２　浦和（９）＋６
３　マイ仙台（８）＋５
４　東京NB（７）＋４
５　AC長野（５）０
６　新潟L（５）-１
７　S広島R（４）-１
８　N相模原（２）-２
９　大宮V（２）-８
10　千葉L　（１）-５
11　EL埼玉（１）-７