仙台――縦に鋭い攻撃で一気に息の根を止めろ。 名古屋――展開次第では川又の起用に懸けてみるのもひとつの手。
J1リーグ 1stステージ・17節
ベガルタ仙台‐名古屋グランパス
6月27日(土)/19:00/ユアテックスタジアム仙台
ベガルタ仙台
リーグ成績(16節終了時):9位 勝点20 5勝5分6敗 25得点・20失点
【最新チーム事情】
●仙台大の榎本が特別指定選手として登録。CBでの出場を目指す。
●R・ロペスが腰痛で別メニュー調整も、試合出場には問題ない模様
●前節は途中出場で得点を決めた奥埜。好調維持で先発の可能性も。
●二見は依然として別メニュー調整中。左SBは蜂須賀が濃厚。
【担当記者の視点】
6月に行なわれた公式戦は3戦無敗。しかも7得点・2失点と攻守ともに調子は上向きで、前節は昨季の三冠王者・G大阪を相手に劣勢となるも、終盤に追い付く粘りを見せた。
特に守備面で粘り強さを発揮できているのが好材料だ。GK六反は安定して守護神たる働きを見せ、渡部と鎌田の両CBも迫力を持って地上戦、空中戦でチャレンジできている。また2ボランチの相性も良く、中央の強度は高い。
順位でひとつ上にいる名古屋を結果でも内容でも上回るためにも、やはり堅守の維持が必須であり、それに加えて最終ラインの押し上げが重要になる。コンパクトな陣形を保てれば、前線からのプレスが機能する場面も増加して、カウンターも威力を増す。縦に速い攻撃に多くの選手が絡み、一気に試合を決めたい。
相手も直近のリーグ戦4試合で無敗と良い流れできている。その勢いに負けず、ホームで勝点3を奪えれば、ポジティブな空気を纏ったまま第1ステージを終われる。それは「年間勝点50、9位以内」という目標を現実的なものとするはずだ。
【J1展望】全9試合の最新情報をチェック!
名古屋グランパス
リーグ成績(16節終了時):8位 勝点22 6勝4分6敗 18得点・16失点
【最新チーム事情】
●川又が怪我から復帰も、今節はベンチスタートか。
●前節で3試合ぶりの勝利を挙げ、チーム内のムードは良好。
●柏戦で負傷したノヴァコヴィッチだが、今節への影響はなし。
【担当記者の視点】
3→4バックへの移行後は、2戦して1勝1分。内容もそこまで悪くはなく、前節の柏戦で3試合ぶりの勝利を挙げた良いムードを保つ意味でも、引き続き4-2-3-1で戦うと見て良い。
1トップは柏戦で決勝点を奪ったノヴァコヴィッチの先発が有力だが、太ももの負傷が癒えた川又も戦列復帰。コンディションへの不安はなく挽回を期す気持ちも強いだけに、展開次第では川又の力に懸けてみるのもひとつの手だろう。
10節の横浜戦から3連敗を喫するなど嫌な空気も漂ったが、直近のリーグ4試合は無敗で中位をキープ。この流れを止めずに、良い形で最終戦を締め括りたい。
ベガルタ仙台‐名古屋グランパス
6月27日(土)/19:00/ユアテックスタジアム仙台
ベガルタ仙台
リーグ成績(16節終了時):9位 勝点20 5勝5分6敗 25得点・20失点
【最新チーム事情】
●仙台大の榎本が特別指定選手として登録。CBでの出場を目指す。
●R・ロペスが腰痛で別メニュー調整も、試合出場には問題ない模様
●前節は途中出場で得点を決めた奥埜。好調維持で先発の可能性も。
●二見は依然として別メニュー調整中。左SBは蜂須賀が濃厚。
【担当記者の視点】
6月に行なわれた公式戦は3戦無敗。しかも7得点・2失点と攻守ともに調子は上向きで、前節は昨季の三冠王者・G大阪を相手に劣勢となるも、終盤に追い付く粘りを見せた。
特に守備面で粘り強さを発揮できているのが好材料だ。GK六反は安定して守護神たる働きを見せ、渡部と鎌田の両CBも迫力を持って地上戦、空中戦でチャレンジできている。また2ボランチの相性も良く、中央の強度は高い。
順位でひとつ上にいる名古屋を結果でも内容でも上回るためにも、やはり堅守の維持が必須であり、それに加えて最終ラインの押し上げが重要になる。コンパクトな陣形を保てれば、前線からのプレスが機能する場面も増加して、カウンターも威力を増す。縦に速い攻撃に多くの選手が絡み、一気に試合を決めたい。
相手も直近のリーグ戦4試合で無敗と良い流れできている。その勢いに負けず、ホームで勝点3を奪えれば、ポジティブな空気を纏ったまま第1ステージを終われる。それは「年間勝点50、9位以内」という目標を現実的なものとするはずだ。
【J1展望】全9試合の最新情報をチェック!
名古屋グランパス
リーグ成績(16節終了時):8位 勝点22 6勝4分6敗 18得点・16失点
【最新チーム事情】
●川又が怪我から復帰も、今節はベンチスタートか。
●前節で3試合ぶりの勝利を挙げ、チーム内のムードは良好。
●柏戦で負傷したノヴァコヴィッチだが、今節への影響はなし。
【担当記者の視点】
3→4バックへの移行後は、2戦して1勝1分。内容もそこまで悪くはなく、前節の柏戦で3試合ぶりの勝利を挙げた良いムードを保つ意味でも、引き続き4-2-3-1で戦うと見て良い。
1トップは柏戦で決勝点を奪ったノヴァコヴィッチの先発が有力だが、太ももの負傷が癒えた川又も戦列復帰。コンディションへの不安はなく挽回を期す気持ちも強いだけに、展開次第では川又の力に懸けてみるのもひとつの手だろう。
10節の横浜戦から3連敗を喫するなど嫌な空気も漂ったが、直近のリーグ4試合は無敗で中位をキープ。この流れを止めずに、良い形で最終戦を締め括りたい。