川崎フロンターレは９月10日、クラブの公式インスタグラムを更新し、アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）の戦いへ出国する選手たちの姿を投稿した。

　昨季のJ１チャンピオンとしてACLのラウンド16に臨む川崎は、９月14日に敵地で韓国の蔚山現代と激突する。コロナ禍の影響で敵地での一発勝負で、無観客開催となる。

　そんな一戦に向けて、９月９日に開催予定だった28節の神戸戦を同29日に延期し、日本勢で唯一の敵地開催だった川崎へJリーグもささやかな後押しをしている。

　そんな川崎は10日にクラブの公式インスタグラムで「ACL2021を戦う選手達、今日韓国へ移動してたねっ。なかなか休めてないと思うけど、ぼく達はこういう選手のオフ感ある様子を見られるだけで嬉しい。一発勝負の戦いに向けて、頑張れっ#byカブレラ」と出国直前の選手たちの写真４点を投稿した。

　１枚目は「ブラジル人４人組」として、新加入のマルシーニョがスーツケースに座り、レアンドロ・ダミアン、ジョアン・シミッチ、ジェジエウの“先輩”３人が椅子に座った４人のショット。２枚目は登里享平のサムズアップ姿。３枚目にはイサカ・ゼインと宮城天の２ショット。最後は塚川孝輝、橘田健人 、遠野大弥の今季の新戦力３人組で納まっている。

【画像】「みんないい笑顔！」川崎公式が投稿した「オフ感ある」出国姿！
 

　この投稿にサポーターたちも反応し、以下のようなコメントが寄せられた。

「皆さん、無事に元気な笑顔で帰国されることを祈ってます！」
「行ってらっしゃい」
「勝利を信じてます」
「もう出発するんですね！コロナ対策に隔離と大変かと思いますが、ゆっくり休んで試合を頑張って欲しいです」
「くれぐれも怪我のないように川崎に帰って来て下さい」
「マルシーニョ、先輩に席を譲っている」

　また、「塚っちゃんが元気そうでよかった」「塚川選手元気そうで良かった。写真あげてくれて安心しました」とファンも安堵。今季リーグ戦13試合に出場している塚川は、７月のACLグループステージにも出場していたが、フィリピンのユナイテッドシティ戦で脳震盪の疑いにより途中交代。その後のリーグ戦では出場機会が得られていなかった。

　直近でも旗手怜央や車屋紳太郎らが途中交代し、大島僚太や谷口彰悟も公式戦からは遠ざかるなど、負傷者が続いている川崎。昨季のACL王者相手にどんな戦いを見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部