JFAが創立100周年の記念式典を開催。田嶋会長「100年の歴史を辿ると、あっという間」

カテゴリ:特集

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年09月11日

目標に掲げるW杯優勝については、ビーチサッカー日本代表を引き合いに出し…

100周年記念式典でスピーチをする田嶋会長。写真提供:JFA

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 日本サッカー協会は9月10日、1921年の創立から100周年を迎え、これを記念して千葉県内で「JFA100周年セレブレーション」を開催した。

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 式典では、釜本邦茂氏や岡田武史氏、ジーコ氏、ラモス瑠偉氏、三浦知良ら歴代の日本代表OB、監督らが参加。「日本サッカー歴史絵巻」と題した過去の映像や記録写真を交えたスライドショーとともに、日本サッカーの歴史をつくったレジェンドたちが登壇して、100周年の祝辞や日本サッカーへの想いを述べた。

 田嶋幸三会長は式典後、「100年というのは歴史を辿っていくと、あっという間だったんだということ。その中に幾多の苦難、戦争や経済恐慌や自然災害とか、それをみんなで乗り切ってきたということを改めて感じた」と語り、100周年記念事業を進める中で実感した日本サッカーの歴史の重みを口にした。

 また、今後さらにサッカー文化を根付かせるために必要なこととして、「良い時も、そうでない時も必ず上へ上へ向かっていくことを忘れないこと。決して今は順風満帆ではない。代表チームも簡単に勝てる時代ではないし、周りがどんどん(レベルが)上がってきている。サッカーを取り巻く環境も、放映権だったり、いろんなものが変化しているので、私たち自身も変わっていかなければいけない」とサッカー界も柔軟な姿勢で変化に対応していくべきだとした。

 さらにJFAが目標に掲げる2050年までのワールドカップ(W杯)優勝については、先日のビーチサッカーW杯ロシア大会で準優勝したビーチサッカー日本代表を引き合いに出し、「今回奇跡で準優勝を果たしたわけじゃない。ベスト8入りがあり、ベスト4が2回もあって。それで今回準優勝。やっぱり、こういうことを積み重ねなきゃいけない」と、まずは当面の目標とするベスト8入りにフォーカスしたうえで、「そんなに一朝一夕、簡単にできることじゃないと肝に銘じて、地道な育成、強化をしていかなければいけない」と強調した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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