• トップ
  • ニュース一覧
  • 【総体】青森山田に惨敗した屈辱から2年。米子北の絶対的エース佐野航大がリベンジに燃える!「歴史を塗り替えたい」

【総体】青森山田に惨敗した屈辱から2年。米子北の絶対的エース佐野航大がリベンジに燃える!「歴史を塗り替えたい」

カテゴリ:高校・ユース・その他

手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

2021年08月22日

「(1年時は)自分のことしか考えられなかった」

佐野が決勝の相手・青森山田へのリベンジを誓った。写真:田中研治

画像を見る

[インターハイ準決勝]星稜2-3米子北/8月21日(土)/三国運動公園陸上競技場

 準決勝で星稜(石川)に競り勝ち、ファイナル進出を決めた米子北(鳥取)。その中でひと際声を張り上げ、チームメイトを鼓舞する選手がいた。

 その選手とは、10番のユニホームを身に纏うボランチの佐野航大(3年)だ。長短の正確なパスや積極的な仕掛けで攻撃を牽引する米子北の絶対的エースは、キャプテンのDF鈴木慎之介(3年)ともに、プレーだけではなく声掛けでも存在感を放っていた。

「練習のときから、鈴木と一緒に良い声掛けを心掛けています。自分も鈴木も1年生時からトップのメンバーに入っているので、メンタル的にも、チームを勝たせるためにサポートしていかないといけないなと思っています」

 鳥取の強豪校である米子北で1年時からAチーム入りしていた佐野は、熾烈なポジション争いの中に置かれ、当時は「自分のことしか考えられなかった」という。それでも学年が上がるにつれて、「余裕もできるようになったので、3年になったいまはチームのリーダーシップを取ることを意識している」とプレー面だけではなく、自身の内面的な変化も実感している。
 
 決勝戦の相手となる青森山田は、ここまでの5試合で28得点と圧倒的な攻撃力を誇る強敵。佐野は警戒している選手に、ダブルボランチの宇野禅斗と松木玖生を挙げた。

「マッチアップすると思いますが、宇野選手と松木選手は本当にすごいと思う。自分もそこに負けていたら、上でも絶対に通用しないので、どこまでできるかというのは楽しみです」

 2019年度の選手権で対戦した際には0-6と完敗を喫しており、この試合に当時1年生で途中からピッチに立っていた佐野は、「本当に何もできなかった」と当時の印象を語る。

 しかし、2年という年月が経って成長を遂げた佐野が、現在の実力を試すうえでは絶好の相手。チームを引っ張るエースは初優勝へ、「リベンジして、米子北の歴史を塗り替えたい」と力強い意気込みを口にした。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

【インターハイ準決勝PHOTO】星稜2-3米子北|同点に追いつかれた直後の劇的AT弾で米子北が決勝進出!!
 
【関連記事】
青森山田、衝撃の強さ! 静岡学園をシュート0本に抑える"完勝劇”を支えた最強ボランチコンビの働きぶり
【総体】米子北が全国制覇に王手! 主将の鈴木慎之介が実感する劇的な変化「誰も動かないチームだったけど…」
マドリーに衝撃、ベルナベウ隣接の公式ショップを強盗団が急襲! 車で突入された入口の画像にファン唖然「なんてことだ」
「シティから来た日本代表DFは何者だ?」シャルケ移籍の板倉滉にブンデス公式も注目!「似ている」と評された名手は?
新加入の板倉滉が、さっそくドイツで公式戦デビュー!シャルケは敵地で4失点大敗

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ