東京五輪で金メダル獲得を目指して戦っていた、なでしこジャパンだが、７月30日に行なわれたスウェーデンとの準決勝で１-３の敗北。４強進出さえかなわず、大会を去ることになった。

　この結果を受け、日本初の女性プロサッカーリーグとして９月に開幕を予定している『WEリーグ』が公式ツイッターを更新。改めてその決意を記した。

「みんなで、日本女子サッカーの未来をつくる。その旗振り役を私たち#WEリーグが担っていく。皆さんのコメントを読みながら、女子プロサッカーリーグとしてWEリーグが果たすべき役割を改めて噛み締めました。９月開幕に向けて、また明日から前へ」

　スウェーデン戦後、なでしこジャパンのエース、岩渕真奈は「もっと全員が貪欲に上を目指す環境を求めなきゃ勝てない」と危機感を募らせた。キャプテンの熊谷紗希は「日本の女子サッカーのためにも、もっと追及していかなければならない」と言葉に力をこめた。

　海外で活躍する選手たちの存在が、代表強化の一端を担っているのは間違いない。そこに国内リーグのさらなる充実と発展が加われば、日本の女子サッカーが再び、世界を舞台に覇を競えるようになるはずだ。
 

「#これは新しい日本のキックオフだ」

　リーグが宣布しているこの言葉とともに、プレーでも、社会への貢献でも、“世界一の女子サッカーを目指す”WEリーグに期待したい。

構成●サッカーダイジェストweb編集部

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