イブラ再獲得はオーナーのベルルスコーニが執心。
発行済株式の48パーセントをタイの投資家ビー・テチャウボンが代表を務める投資家グループに譲渡することを決めたミランのオーナー、シルビオ・ベルルスコーニは、この新たな経営パートナーのサポートを受けて、チームの積極的な強化に乗り出そうとしている。
6月6日にベルリンで行なわれたCL決勝の機会を利用して、アドリアーノ・ガッリアーニ会長はかねてから良好な関係にあるズラタン・イブラヒモビッチ(パリSG)の代理人ミーノ・ライオラと会談、ミラン復帰の可能性について検討した。
イブラヒモビッチとパリSGの契約は2016年6月まで。1000万ユーロ(約14億円)という年俸が最大のネックだが、これについては両者が何らかの解決策を見出すことが可能だろう。
もうひとつ、パリSGがイブラヒモビッチを手放すためには、それに見合った後釜の獲得が前提となるだけに、それをどうするかも大きな課題となる。現時点で確かなのは、ベルルスコーニがイブラヒモビッチの復帰を強く望んでいるということだ。
ミランがターゲットにしているもうひとりの大物が、今シーズン限りでバルセロナとの契約が切れるブラジル代表の右サイドバック、ダニエウ・アウベスだ。
本人が『スカイ・イタリア』の取材に対して「ミランでプレーできたらいいと思う。ひとつの可能性だ」とコメントしており、今後具体化に向けた動きが始まる可能性はきわめて高い。
選手サイドは600万ユーロ(約8億4000万円)という高額の年俸を求めており、ミランがこれにどう応じるかも注目される。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
6月6日にベルリンで行なわれたCL決勝の機会を利用して、アドリアーノ・ガッリアーニ会長はかねてから良好な関係にあるズラタン・イブラヒモビッチ(パリSG)の代理人ミーノ・ライオラと会談、ミラン復帰の可能性について検討した。
イブラヒモビッチとパリSGの契約は2016年6月まで。1000万ユーロ(約14億円)という年俸が最大のネックだが、これについては両者が何らかの解決策を見出すことが可能だろう。
もうひとつ、パリSGがイブラヒモビッチを手放すためには、それに見合った後釜の獲得が前提となるだけに、それをどうするかも大きな課題となる。現時点で確かなのは、ベルルスコーニがイブラヒモビッチの復帰を強く望んでいるということだ。
ミランがターゲットにしているもうひとりの大物が、今シーズン限りでバルセロナとの契約が切れるブラジル代表の右サイドバック、ダニエウ・アウベスだ。
本人が『スカイ・イタリア』の取材に対して「ミランでプレーできたらいいと思う。ひとつの可能性だ」とコメントしており、今後具体化に向けた動きが始まる可能性はきわめて高い。
選手サイドは600万ユーロ(約8億4000万円)という高額の年俸を求めており、ミランがこれにどう応じるかも注目される。
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎