「プレミアのウイングはトミヤスを追い越すのに苦労するだろう」
プレミアリーグ挑戦の可能性が高まっている冨安健洋を、英メディア『90min』が掘り下げている。
現在22歳の冨安は、アビスパ福岡から2018年にシント=トロイデンに活躍の場を移し、海外初挑戦。翌年にはボローニャにステップアップを果たすと、瞬く間に定位置を確保し、2年間でセリエA60試合に出場している。
“守備の国”でも確実に評価を高める若武者には、トッテナムが関心を寄せ、交渉は大詰めを迎えているとの報道もあり、その動向に注目が集まるなか、『90min』では「トッテナムファンがタケヒロ・トミヤスに期待すること」と題し、7月18日付けで特集。昨季はヨーロッパリーグの出場権も逃す7位に終わったクラブが、日本代表DFの獲得に動く背景から伝えている。
「トッテナムは、トビー・アルデルワイレルドが退団を希望。ジョー・ロドンはまだ経験不足で、エリック・ダイアーとダビンソン・サンチェスが下手に存在しているだけであることを考えると、バックの修復はヌーノ・エスペリト・サント(新監督)が最初に取り組まなければならない仕事のひとつである。そして、トミヤスの1500万ポンド(約21億円)の移籍が、最新の答えのようだ」
冨安のストロングポイントはいくつも列挙。いかに魅力的な選手であるかを力説している。
現在22歳の冨安は、アビスパ福岡から2018年にシント=トロイデンに活躍の場を移し、海外初挑戦。翌年にはボローニャにステップアップを果たすと、瞬く間に定位置を確保し、2年間でセリエA60試合に出場している。
“守備の国”でも確実に評価を高める若武者には、トッテナムが関心を寄せ、交渉は大詰めを迎えているとの報道もあり、その動向に注目が集まるなか、『90min』では「トッテナムファンがタケヒロ・トミヤスに期待すること」と題し、7月18日付けで特集。昨季はヨーロッパリーグの出場権も逃す7位に終わったクラブが、日本代表DFの獲得に動く背景から伝えている。
「トッテナムは、トビー・アルデルワイレルドが退団を希望。ジョー・ロドンはまだ経験不足で、エリック・ダイアーとダビンソン・サンチェスが下手に存在しているだけであることを考えると、バックの修復はヌーノ・エスペリト・サント(新監督)が最初に取り組まなければならない仕事のひとつである。そして、トミヤスの1500万ポンド(約21億円)の移籍が、最新の答えのようだ」
冨安のストロングポイントはいくつも列挙。いかに魅力的な選手であるかを力説している。
「ポジションのない今日のサッカーにおいて、22歳の日本代表選手はほぼ完璧なディフェンダーだ。CBとSBのハイブリッドで、どちらかの役割を選ぶのではなく、その両方を融合させようとする。ボローニャでも日本代表でも、両翼を突破してクロスを入れ、その素晴らしい視野で前に出るタイミングと後ろに下がるタイミングを見極めている。
188cmの長身で空中戦にも強く、方向転換への対応にも優れている。左から右へと移動するトリッキーなウイングを相手にしても、必要なときに瞬時に止まることができるので、彼は苦にならない。プレミアのウイングはトミヤスを追い越すのに苦労するだろう。ヌーノが必要としているのは、このような選手だ。トミヤスは3-5-2のシステムで完璧に機能するだろうし、周囲の選手を最大限に活かすことができるスキルを持っている」
さらに、同メディアは末尾で、単に弱点を埋めるだけではなく、リーダーになれる素質も併せ持っていると太鼓判を押している。
「11月に23歳の誕生日を迎えるトミヤスが、まだキャリアの初期段階であることを忘れてはならない。しかし、彼はプラグ・アンド・プレイ(すぐに対応が可能)のディフェンダーとして、真のリーダーに成長する可能性を十分に示している」
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで階段を駆け上がる若きディフェンスリーダーの成長物語に、今後も大いに注目したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】イタリアで評価急上昇中!真のサムライ、冨安健洋のキャリアギャラリー 2016-2020
188cmの長身で空中戦にも強く、方向転換への対応にも優れている。左から右へと移動するトリッキーなウイングを相手にしても、必要なときに瞬時に止まることができるので、彼は苦にならない。プレミアのウイングはトミヤスを追い越すのに苦労するだろう。ヌーノが必要としているのは、このような選手だ。トミヤスは3-5-2のシステムで完璧に機能するだろうし、周囲の選手を最大限に活かすことができるスキルを持っている」
さらに、同メディアは末尾で、単に弱点を埋めるだけではなく、リーダーになれる素質も併せ持っていると太鼓判を押している。
「11月に23歳の誕生日を迎えるトミヤスが、まだキャリアの初期段階であることを忘れてはならない。しかし、彼はプラグ・アンド・プレイ(すぐに対応が可能)のディフェンダーとして、真のリーダーに成長する可能性を十分に示している」
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで階段を駆け上がる若きディフェンスリーダーの成長物語に、今後も大いに注目したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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