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「驚いた。オファーの期限が切れたと…」なぜS・ラモスとマドリーは袂を分かつことになったのか?「ずっと残りたかった」

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2021年06月18日

「カネが問題ではなかった」

望まないかたちで16年間在籍したマドリーを追われることになったS・ラモス。(C)Getty Images

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 望まないかたちでレアル・マドリーを去ったレジェンドは少なくない。セルヒオ・ラモスも、そのひとりとなった。退団会見で、クラブの対応に驚いたと明かしている。

 マドリーの退団発表から一夜明けた6月17日、S・ラモスは家族やフロレンティーノ・ペレス会長らと退団セレモニーに臨んだ。米スポーツチャンネル『ESPN』によると、ラモスは「マドリー退団を望んでいなかった。ずっと残りたかった」と話している。

「この数か月で、クラブからは減俸したうえでの1年契約を提示された。カネが問題じゃないことは明確にしておきたい。会長もそれは知っている。オファーは1年で、僕は2年契約を望んだ。家族のために落ち着きと継続性を望んだんだ。そして最後の話し合いで、僕は減俸のうえでオファーを受け入れた。でも、もうオファーはないと言われたんだ。期限が切れたと。驚いた」

【動画】ラ・リーガ公式が公開したS・ラモスのトリビュート動画
 スペイン代表DFは、クラブや会長、自分への敬意から、話し合いに関する詳細は話したくないとしたうえで、「代理人を通じて、知らないうちにオファーが期限切れだと知らされたのが1週間前だったのは事実」と続けている。

「最後通告はなかった。最新のオファーを受ける可能性があると思っていたんだ……。僕には答えられない質問だよ。クラブにはクラブの優先することがある」

ただ、ラモスはペレス会長と「素晴らしい」関係にあるとし、「永遠に感謝する」とも述べた。

「僕は彼の愛情、きょうハグしてくれたことに集中する。僕は恨みを引きずらない。誤解は過去。良いことに集中する」

 今後については未定だ。新天地について「現時点ではどのチームのことも考えていない」と話している。確かなのは、古巣セビージャへの復帰と、宿敵バルセロナへの加入はないということだ。

「関心を寄せてくれるクラブからの連絡が1月からあったのは事実だけど、僕は退団をまったく考えていなかった。これから良い選択肢を検討していく。セビージャはもうひとつの心のクラブだけど、今は考えていない。彼らも考えていない。バルサについては、彼らのユニホームを着るラモスを見るのは不可能だよ」

 サッカー史における「マドリーのラモス」のチャプターは終わった。35歳のベテランが、次にどのような道を選ぶのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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