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長友、南野、大迫、浅野が語った A代表対U-24の異例の対戦。「楽しみ」「不思議な感覚」それぞれの感想は…

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年06月02日

森保、横内両監督もコメント

選手たちも対戦を楽しみにしているという。写真は左上から時計回りに南野、浅野、長友、大迫。写真:田中研治

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 日本代表と、東京五輪を目指すU-24日本代表の異例の対戦が実現する。

 日本サッカー協会(JFA)は6月1日、札幌ドームで予定されていた国際親善試合のジャマイカ戦の中止を発表。理由は、ジャマイカ代表の来日を予定していた20選手のうち10選手が、義務付けられた試合3日前となる5月31日に来日できなかったためだ。

 予定されていた日本代表のジャマイカ戦中止を受けて、代替に対戦相手としてU-24日本代表が選ばれた。

 6月2日にはオンライン上で試合前日会見が行なわれ、異例の対戦に向けて、森保一、横内昭展の両監督がその想いを語った。

 A代表の指揮を執る森保監督は「ジャマイカ戦を楽しみにしていたところもありますし、相手を想定して準備を行なっていたこともあります。残念に思うことはありますが、U-24と戦えることは、試合がなくなることなく、TV中継も継続してやってもらえますし、チームの強化という部分では、試合ができるということで非常にポジティブに捉えている」として、明日の一戦は「勝つために戦ってもらいます」と明言した。

 U-24を指揮する横内監督は「まずはスケジュールの計算をしましたね。中1日でガーナ戦がある。そこの部分を意識しました」と決定後に実務面への考慮も。

 続けて、「紅白戦とかでやることはありますが、こうして大々的にやるというのは初めて。緊張感があるなかでやれるというのは、チームを強化するうえで非常に良いと思う」と期待を込め、「A代表もU-24もコンセプトは同じようにやっている。ただ、このチームでどうコンセプトを発揮できるかということをやってみたい」とした。

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 実際に戦う選手たちもそれぞれ、対戦が決まったことを以下のように受け止めている。

「楽しみな部分も大きい」と語る浅野拓磨は、「僕らとしては負けられない。考えていないが、万が一負けたらいろいろ言われると思うので、そういうプレッシャーは感じながら、ただプレーしている選手たちは試合中はそんなこと考えていなくて、目の前の試合に勝ちに行く、ただそれだけだと思います。お互いが日本代表なので、怪我無く全員が100パーセントプレーすることがまずは大事なのかなと思います」と語る。

 代表戦で出場試合6戦連続ゴール中の南野拓実は、「楽しみだなと言う気持ちが一番」、「こんな機会は今後もないでしょうし、いろんな事があってこういうことになりましたが、U-24の選手たちも必死にプレーしてくると思いますし、僕たちも勝利を目指して頑張る。真剣勝負にもなると思う」とした。

 オーバーエイジの吉田麻也、酒井宏樹、遠藤航の3選手が抜け、キャプテンマ―クを引きついだ大迫勇也は、「急遽決まったので、不思議な感覚はある。個人としては楽しみ。普段チームメイトの選手たちと対戦するのは、紅白戦とも違いますし、なんか面白そうだなという感じです」と明かした。

 また、冨安健洋もU-24代表になる為、普段のA代表CBコンビと対峙する可能性も高い。普段の練習ではスタメンとサブとで、分かれて紅白戦を行うことも多く、「練習の時でもそんなに対峙することはない」ものの、「あまりイメージも沸かないが、個人的にどうなるのか楽しみですね」と、チームメイトとの対戦に期待を膨らませた。

 そして、長友佑都は「どうですかね。U-24。名前はU-24ですが、普通に日本代表のメンバーなので、ガチンコ対決となると思います」とモチベーションの高さを感じさせる。

 もちろん、プレッシャーもある。
「何を言われても長友は慣れているので良いですが、この試合で一発逆転を狙っている選手が確実にいると思う。この1試合で序列が変わってしまうという可能性は大いにあって、そのレギュラー争いというのは絶対に勝ちたい。その部分では自分もしっかりと見せたい」

 その一方で、左SBの長友と対峙する可能性が高いのは、U-24日本代表のストロングポイントでもある2列目右の選手たち。マッチアップする「堂安さんも久保さんもすごく怖いです。そんな心理作戦でいこうかな。隙を見せながら、来たところをバチっと止めたい」と秘策を明かした。

 期待の膨らむ一戦は、交代枠はフィールドプレーヤー7名とGK1名の8枠。後半の交代回数は3回以内で、負傷が理由の交代は上記にカウントしないという規定で、観客を入れないリモートマッチで開催。明日、6月3日に札幌ドームで、19時3分キックオフで行なわれる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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