［J１リーグ16節］広島２-２浦和／５月26日（水）／エディオンスタジアム広島

　川辺駿の劇的同点弾で広島が好調浦和の連勝を「３」で止めた。

　シーソーゲームとなった一戦は、浦和のキャスパー・ユンカーに４戦連続ゴールとなる先制点を許し、興梠慎三にPKで、15シーズン連続得点＆J１通算158ゴール目で歴代単独３位に浮上する今季初ゴールを決められ、２度のリードを許す苦しい展開だった。

　それでもホームで戦う広島は終盤に意地を見せる。アディショナルタイムに、荒木隼人のパスを受けた藤井智也が右サイドを突破。ペナルティエリア直前で送ったパスは、浦和のDF槙野智章の後ろ足に当たりこぼれるものの、走り込んだ川辺がダイレクトで右足を一閃。ニアサイドを破る強烈なシュートがネットを揺らし、広島が土壇場で同点に追いついた。

　SNS上にこのゴールシーンが投稿されるとファン大反響。以下のような声が上がっている。

「本当にスゴイ!!最高です!!」
「かわベーゴラッソ！！」
「これスタジアムでみても叫んだらダメってまじ？？おれだったらもう叫ぶわ」
「神様仏様駿様どえすっ」
「藤井が覚醒し始めた」
「藤井のファーストタッチがまず偉すぎる」
「しびれた。。。もうね、今夜眠れそうにないぐらいしびれた」
 

　また、「『執念のミドル、執念のミドル、川辺駿ーーーっ！アディショナルタイムにドラマが待っていましたああーーっ！！』も何回でも聴ける」「大事だから２回言った」など江本一真氏の実況にも多くのコメントが寄せられた。

【動画】実況にも注目！広島・川辺の浦和戦劇的同点弾をチェック！

　川辺は、今季17試合に出場し、３ゴールを記録。充実ぶりを表わすように、３月の韓国戦でA代表デビューも飾り、６月の活動にも引き続き招集されている。劇的なゴールを決めた勢いで、広島生え抜きの25歳は、激戦区となっている日本代表のボランチに一石を投じられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部