浦和が田中達也&ユンカー弾で神戸を下し3連勝! GK鈴木彩艶はリーグ戦未だ無失点

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年05月22日

ユンカーは3戦連発、田中は2戦連発の得点

田中(中央奥)の2戦連発弾が決勝点となった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 J1リーグは5月22日、15節の9試合を各地で開催。埼玉スタジアム2002で行なわれた浦和レッズとヴィッセル神戸の一戦は、2-0でホームの前者が勝利を収めた。

 ホームの浦和は、前節から柴戸海、小泉佳穂が外れ、伊藤敦樹、汰木康也が入る。リーグ戦で2戦連発中のキャスパー・ユンカー、先日、U₋24日本代表メンバーに選ばれたGK鈴木彩艶をスタメン起用し、3日前のルヴァンカップで復帰したトーマス・デンがベンチに入った。

 アウェーの神戸は、前節から3選手を変更。アンドレス・イニエスタ、リンコン、飯倉大樹が先発。先日ベルギー代表に招集されたトーマス・フェルマーレンもスタートから登場している。

 試合の序盤は、イニエスタを中心としたアウェーチームがボールを動かしながら浦和ゴールを目指す。8分に、リンコンが倒されて得たFKからイニエスタ、フェルマーレンと繋ぎ最後は古橋亨梧がゴール前に飛び込む。15分には右サイド山川哲史のクロスから再び古橋が飛び込むが、いずれも得点ならず。

 一方の浦和も前半の飲水タイム以降にペースを掴むと、34分には槙野智章の縦パスから左サイドから上がってきた明本考浩が左足で思い切ったシュートを放つがクロスバーの上に。さらに前半終了間際には、左SBで出場している明本が敵陣深くまで抉り低いクロスボールを折り返すが、GKに処理されてしまう。
 
 そんな拮抗した展開を動かしたのはホームチームだった。

 後半頭から柴戸と小泉を投入すると、47分に明本からボールを受けた汰木がクロスを供給。バックステップでフリーになっていた田中達也が叩きつけるヘディングシュートを放つと、GKに触られたものの、ゴール左隅に決まる。田中の2戦連発となるゴールで浦和が先制した。

 リードを許した神戸は、足を痛めたリンコンと佐々木大樹の2選手と山川に代えて、初瀬亮、アユブ・マシカ、ドウグラスの3枚替え。

 すると、64分に左サイドからイニエスタが絶妙なコースにシュートを放つもGKに防がれる。さらにこぼれ球をドウグラスが詰めるが、DF槙野にブロックされてしまう。

【動画】イニエスタが技ありシュートも、GK鈴木彩艶がファインセーブ!

 その後も猛攻を仕掛けた神戸だったが、決定打は生まれず。84分にユンカーが追加点を決めた浦和が2-0で逃げ切った。浦和はリーグ戦3試合連続のクリーンシートで3連勝。GK鈴木は未だリーグ戦無失点を継続している。

 この結果、浦和は勝点26に伸ばし、敗れた神戸は同24と変わらず。

 5月26日に行なわれる次節、浦和はサンフレッチェ広島と、神戸は柏レイソルとそれぞれ敵地で対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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