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「自殺すれば良かったのに」スコットランド人FWが相手選手の衝撃暴言で引退宣言の大騒動に。「出場したら脚を折っていた…」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年05月02日

「もうサッカーをやめる、うんざりだ」

スコットランド2部で起きた事件が大騒動に発展している。 (C) Getty Images

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 スコットランド2部アルビオン・ローバーズのデイビッド・コックスが、相手選手に侮辱されたとし、試合中に引退を決めたと明かした。英公共放送『BBC』や英衛星放送『Sky Sports』が報じている。

 32歳のコックスは2019年12月、『Sky Sports』でかつて自殺も考えたことを明かしている。そのコックスは4月30日、前日のステンハウスミュアー戦での出来事をフェイスブックで訴えた。

「またサッカーでのメンタルヘルスに関する叫び声に対処しなければいけなくなり、後半が始まってすぐ、僕はスタジアムを去った。僕は控えだった。ベンチとの揉め事の際に、彼らは僕のメンタルヘルスを攻撃したんだ。最初のときに、ちゃんとしておくべきだったと言ってきたんだ」

 自殺していればよかった、ということだろう。コックスは「次はもう去ろうと自分で自分に約束していた。僕は完全にサッカーをやめる。たいしたことないと考える人もいるだろうけど、自分はもううんざりだ」と続けている。

「起用されていたら、わざと脚を折っていたかもしれない。審判たちと話そうとしたけど、聞こえなかったからと、彼らは知りたがらなかった。だから、自分が何かをする。僕は引退するよ。終わりだ。続けて、だれかを殴ることになれば、良くないことだし、僕が悪者になってしまう」
 
 アルビオン・ローバーズは、公式声明で「クラブに関わる全員の健康、安全、幸福がもっとも重要」と発表。コックスを支えるために連絡を取っていると明かした。

 一方で、侮辱したとされるジョナサン・ティフォニーは、声明で「自分がコックスのメンタルヘルスに言及して攻撃・侮辱したと報じられたが、シンプルにこれは事実じゃない」と否定している。

 前半を通じてアルビオン・ローバーズのベンチから誹謗中傷され、それに反応しないようにしたと主張するティフォニーは、「コックスは控えで出場していなかった。ピッチに入って僕を侮辱したことで、主審からイエローカードを出された。僕は侮辱していない。彼の僕に対する侮辱は副審の前で起きたことだった」と述べている。

「自分がそのようなことを言っていたのなら、副審が聞いていなかったなんて考えられない。個人的に、僕自身も選手として長年にわたってそのような傷つく侮辱を受けてきたから、そういう行為をすべて非難している」

「他選手のメンタルヘルスや幸福に関して攻撃したことはない。サッカー連盟に完全に協力する」

 まずは、スコットランド連盟やステンハウスミュアーの調査の行方が待たれる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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