【仙台】ルヴァン杯出場組はチームを救えるか? 2-5大敗も横浜戦の奮闘に見えた低迷脱却への期待

カテゴリ:Jリーグ

小林健志

2021年04月29日

リーグ戦に出場した選手とそうでない選手のコンディションにばらつきが

勝点3で19位に沈む仙台。ここからのリーグ戦巻き返しには在籍している選手全員の力が不可欠だ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 J1リーグ第9節・横浜F・マリノス戦で0-0、第10節・横浜FC戦で2-2のドロー、そしてJリーグルヴァンカップ・グループステージ第3節のサンフレッチェ広島戦で1-0で公式戦初勝利を挙げ、ようやく状態が上向いてきたかに見えた仙台だったが、第11節・北海道コンサドーレ札幌戦は好調の大卒ルーキーMF加藤千尋が先制ゴールを挙げたが、1-2で逆転負け。そして4月28日のルヴァンカップ、グループステージ第4節の横浜戦は2-5で大敗。上昇ムードは再び薄れつつある。

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 4月以降リーグ戦の主力選手がある程度固定され、その結果主力選手同士の連係や攻守の組織的な動きに改善が見られ、勝点獲得につながってきたが、4月17日の横浜FC戦から5月30日のC大阪戦まで中2~3日の13連戦に入ったことで、選手の疲労が蓄積し、選手層の薄さがウィークポイントとなっている。

 札幌戦前半は攻守で主導権が取れて、今季最高の内容かと思わせる出来だった。しかし後半開始から札幌がFW小柏剛を投入すると状況が変わり、カウンター攻撃から小柏にゴールを許し、終盤やはり途中出場のFWジェイにゴールを許した。札幌が選手交代を効果的に機能させたのに対し、仙台は選手交代で状況を変えられず、選手層の差が目に見える形で表れてしまった。
 
 そしてルヴァンカップ横浜戦では、リーグ戦に出場した選手とそうでない選手のコンディションにばらつきがあり、広島戦のような手堅さを見せられず、サイドの守備が機能せず失点を重ねた。リーグ戦の先発メンバーとカップ戦の先発メンバーとの間で、戦術理解やコンディションに差があることを露呈した。

 手倉森誠監督はこの試合後「これだけの連戦。大変なシーズンで体力分散をしなければならないが、これだけゲームをやれるので、鍛え上げる覚悟を持たなければいけません。今回出たメンバーもリカバリーして次の試合の準備、というだけではなくて、みんなが試合に絡み続けなければという気持ちを持って欲しい」とこの状況を選手一人ひとりが発奮材料にしてほしいという。その上で「コンディションの見極めはスタッフがしなければいけません。疲弊している選手は代えて、状態の良い選手を使いながら鍛え上げていきたい」と、コンディション管理にも一層の注意を払う考えを示した。
 
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