英紙が同級生の証言を報じる
現地時間4月6日のチャンピオンズ・リーグ(CL)の準々決勝第1レグ、マンチェスター・シティ対ドルトムントの試合で、副審が試合後にドルトムントのエースであるアーリング・ハーランドにサインを求めていたことが明らかになった。
その姿を現地局『BT Sport』のカメラが捉えて報じ、「ふさわしくない」「時と場所を考えるべき」といった批判の声が多数上がった。ただ、シティ監督のジョゼップ・グアルディオラだけは「試合後のことだ。何も問題はないだろう」とコメントしていた。
この思い切った行動には、理由があったようだ。英紙『The Guardian』によれば、オクタビアン・ソブレ副審が得たハーランドのサイン付きレッドカードとイエローカードは、ルーマニアにある慈善団体『SOS Autism Bihorセンター』に寄付されるという。
その姿を現地局『BT Sport』のカメラが捉えて報じ、「ふさわしくない」「時と場所を考えるべき」といった批判の声が多数上がった。ただ、シティ監督のジョゼップ・グアルディオラだけは「試合後のことだ。何も問題はないだろう」とコメントしていた。
この思い切った行動には、理由があったようだ。英紙『The Guardian』によれば、オクタビアン・ソブレ副審が得たハーランドのサイン付きレッドカードとイエローカードは、ルーマニアにある慈善団体『SOS Autism Bihorセンター』に寄付されるという。
事実を明かしたのは、ソブレ副審の幼稚園の同級生で、同センターを監督長であり、自身の娘さんも自閉症だというシモナ・ズブリート氏だ。
地元メディアの取材に対して同氏は「彼が寄付してくれた2枚のカードは、崇高な目的のために使われる。過去にはルーマニアの選手たちも助けてくれた。彼は我々を助けるために行動した。我々は常に経営が苦しいので、寄付に頼らなければならないときがしばしばある」と明かし、ソブレ副審への批判に胸を痛めているようだ。
2枚のカードは今月末までにオークションにかけられ、落札金は自閉症患者の治療費に充てられるという。
同試合でドルトムントはシティに1-2で敗れた。試合後、20歳のストライカーは気落ちした様子はなく、「あともう1試合ある。頑張ろう!」と次の試合に集中することを発信している。
第2レグは14日にドルトムントのホームで行なわれる。ハーランドのさらなる奮起に注目が集まりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
地元メディアの取材に対して同氏は「彼が寄付してくれた2枚のカードは、崇高な目的のために使われる。過去にはルーマニアの選手たちも助けてくれた。彼は我々を助けるために行動した。我々は常に経営が苦しいので、寄付に頼らなければならないときがしばしばある」と明かし、ソブレ副審への批判に胸を痛めているようだ。
2枚のカードは今月末までにオークションにかけられ、落札金は自閉症患者の治療費に充てられるという。
同試合でドルトムントはシティに1-2で敗れた。試合後、20歳のストライカーは気落ちした様子はなく、「あともう1試合ある。頑張ろう!」と次の試合に集中することを発信している。
第2レグは14日にドルトムントのホームで行なわれる。ハーランドのさらなる奮起に注目が集まりそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部