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「彼は我々を助けてくれた」“ハーランドにサイン要求”で批判された、副審の真意が明らかに!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年04月09日

英紙が同級生の証言を報じる

アウェーゲームで思わぬ話題にあがったハーランド(9番)。(C)Getty Images

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 現地時間4月6日のチャンピオンズ・リーグ(CL)の準々決勝第1レグ、マンチェスター・シティ対ドルトムントの試合で、副審が試合後にドルトムントのエースであるアーリング・ハーランドにサインを求めていたことが明らかになった。

 その姿を現地局『BT Sport』のカメラが捉えて報じ、「ふさわしくない」「時と場所を考えるべき」といった批判の声が多数上がった。ただ、シティ監督のジョゼップ・グアルディオラだけは「試合後のことだ。何も問題はないだろう」とコメントしていた。

 この思い切った行動には、理由があったようだ。英紙『The Guardian』によれば、オクタビアン・ソブレ副審が得たハーランドのサイン付きレッドカードとイエローカードは、ルーマニアにある慈善団体『SOS Autism Bihorセンター』に寄付されるという。
 
 事実を明かしたのは、ソブレ副審の幼稚園の同級生で、同センターを監督長であり、自身の娘さんも自閉症だというシモナ・ズブリート氏だ。

 地元メディアの取材に対して同氏は「彼が寄付してくれた2枚のカードは、崇高な目的のために使われる。過去にはルーマニアの選手たちも助けてくれた。彼は我々を助けるために行動した。我々は常に経営が苦しいので、寄付に頼らなければならないときがしばしばある」と明かし、ソブレ副審への批判に胸を痛めているようだ。

 2枚のカードは今月末までにオークションにかけられ、落札金は自閉症患者の治療費に充てられるという。

 同試合でドルトムントはシティに1-2で敗れた。試合後、20歳のストライカーは気落ちした様子はなく、「あともう1試合ある。頑張ろう!」と次の試合に集中することを発信している。

 第2レグは14日にドルトムントのホームで行なわれる。ハーランドのさらなる奮起に注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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