日本人の欧州主要1部での最多得点記録を更新
現地時間4月6日、延期されていたベルギー・リーグ第31節が行なわれ、シント=トロイデンはアウェーでワーズランド=ベベレンと対戦し、4-2で勝利を収めた。
STVVがあげた4得点のうち、3ゴールに関与したのが2トップの一角で先発した鈴木優磨だ。1点をリードされた状況で迎えた31分に同点弾を叩き込むと、2-1でリードしていた73分にはゴール前で右足を振り抜いたシュートが敵DFに当たったのち、さらに味方FWイロンベ・ムボヨに当たってゴールイン。3点目の起点となった。3-2で迎えた85分には、右SBで先発した橋岡大樹からのクロスを丁寧に流し込み、ダメ押しの4点目を決め、4-2の勝利に貢献した。
この2ゴールで、鈴木は今シーズン17ゴールに到達し、得点ランキング3位に浮上(1位ポール・オヌアチュ26得点、2位トーマス・ヘンリー21得点)。2015-16年にハーフナー・マイクがエールディビジで16得点を挙げた記録を塗り替え、欧州主要1部リーグで日本人選手が記録したシーズン最多記録を更新した。さらに、現地メディアによれば、STVVのシーズン最多得点者としての記録にもあと1ゴールと迫っているという。
日本人ストライカーの快進撃を、現地サッカー専門誌『VOETBAL Belgie』は、「スズキがヨーロッパで日本人の新たな歴史を作った」と称えた。
STVVがあげた4得点のうち、3ゴールに関与したのが2トップの一角で先発した鈴木優磨だ。1点をリードされた状況で迎えた31分に同点弾を叩き込むと、2-1でリードしていた73分にはゴール前で右足を振り抜いたシュートが敵DFに当たったのち、さらに味方FWイロンベ・ムボヨに当たってゴールイン。3点目の起点となった。3-2で迎えた85分には、右SBで先発した橋岡大樹からのクロスを丁寧に流し込み、ダメ押しの4点目を決め、4-2の勝利に貢献した。
この2ゴールで、鈴木は今シーズン17ゴールに到達し、得点ランキング3位に浮上(1位ポール・オヌアチュ26得点、2位トーマス・ヘンリー21得点)。2015-16年にハーフナー・マイクがエールディビジで16得点を挙げた記録を塗り替え、欧州主要1部リーグで日本人選手が記録したシーズン最多記録を更新した。さらに、現地メディアによれば、STVVのシーズン最多得点者としての記録にもあと1ゴールと迫っているという。
日本人ストライカーの快進撃を、現地サッカー専門誌『VOETBAL Belgie』は、「スズキがヨーロッパで日本人の新たな歴史を作った」と称えた。
「雪が舞い落ちるなか、ユウマ・スズキはヨーロッパのクラブで1シーズンに16点を超えた初めての日本人スコアラーとなった。おそらく彼は、ヘンクとアンデルレヒトを相手に、もう少し記録を上塗りできるだろう。それだけの勢いを感じる」
また、オヌアチュやヘンリーに比べ、鈴木が優れている点も指摘している。
「鈴木の得点のうち、PKでのゴールは3つのみ。オヌアチュは7つ、ヘンリーは5つだ。17ゴール・5アシストという記録は、今シーズンのSTVVにおける全ゴールの53パーセント以上に関与していることになる。ピーター・マース監督が『まだかなりの成長の余地を残している』と評されたストライカーは、クラブの1部残留に大きく貢献した」
そして、現地局『TVL Sportcafe』に出演したSTVVのデビッド・ミ―カーズ会長の「ユウマは来季もクラブで得点することを期待して、そうするように働きかけるつもりだ。けれど彼はものすごく良いシーズンを過ごしているし、野心的だ」というコメントを紹介し、来シーズンにさらなる移籍の可能性を否定していないと伝えている。
果たしてステップアップ移籍はあり得るのか。来シーズンの動向に、現地メディアは早くも注目しているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】2点目は橋岡がアシスト!鈴木優磨の圧巻2ゴールはこちら
また、オヌアチュやヘンリーに比べ、鈴木が優れている点も指摘している。
「鈴木の得点のうち、PKでのゴールは3つのみ。オヌアチュは7つ、ヘンリーは5つだ。17ゴール・5アシストという記録は、今シーズンのSTVVにおける全ゴールの53パーセント以上に関与していることになる。ピーター・マース監督が『まだかなりの成長の余地を残している』と評されたストライカーは、クラブの1部残留に大きく貢献した」
そして、現地局『TVL Sportcafe』に出演したSTVVのデビッド・ミ―カーズ会長の「ユウマは来季もクラブで得点することを期待して、そうするように働きかけるつもりだ。けれど彼はものすごく良いシーズンを過ごしているし、野心的だ」というコメントを紹介し、来シーズンにさらなる移籍の可能性を否定していないと伝えている。
果たしてステップアップ移籍はあり得るのか。来シーズンの動向に、現地メディアは早くも注目しているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】2点目は橋岡がアシスト!鈴木優磨の圧巻2ゴールはこちら