昨シーズンの爆発力は影を潜め…
アーセナルのエース、ピエール=エメリク・オーバメヤンが“第2のエジル”となる可能性が指摘されている。英衛星放送『Sky Sports』が伝えた。
今シーズン、オーバメヤンはリーグ戦25試合出場で9ゴールとまずまずの結果を残してはいるものの、リーグ2位の22得点を挙げた昨シーズンに比べると物足りなさは否めない。公式戦ここ5試合はノーゴールなうえ、リバプール戦(●0-3)、ウェストハム戦(△3-3)と直近2戦続けて途中交代。さらに先月14日のトッテナムとのビッグマッチ(〇2-1)では遅刻が原因でスタメン落ちになるなど、ネガティブな印象が拭いきれない。
【動画】来季CL出場を懸けた大一番で為す術なく完敗…リバプール戦のハイライト
そんなストライカーにはっきりと苦言を呈したのが、現役時代はリバプール一筋で過ごした元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーだ。「ゴールを決めなければ、このチームに何ももたらさない選手であるのは間違いない」と、厳しい見方をしている。
「彼はノースロンドン・ダービーに遅刻し、監督は大きな決断を下したが、皮肉にもそれが功を奏した。ウェストハム戦も見ていたが、今シーズン見たなかで最悪のパフォーマンスのひとつと言っても過言ではない。ピッチを去った直後に、得点した(アレクサンドル・)ラカゼットと一緒に祝っていたが、その時が今シーズンで最もエネルギッシュだったね。そしてリバプール戦でも再び途中交代させられている」
今シーズン、オーバメヤンはリーグ戦25試合出場で9ゴールとまずまずの結果を残してはいるものの、リーグ2位の22得点を挙げた昨シーズンに比べると物足りなさは否めない。公式戦ここ5試合はノーゴールなうえ、リバプール戦(●0-3)、ウェストハム戦(△3-3)と直近2戦続けて途中交代。さらに先月14日のトッテナムとのビッグマッチ(〇2-1)では遅刻が原因でスタメン落ちになるなど、ネガティブな印象が拭いきれない。
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そんなストライカーにはっきりと苦言を呈したのが、現役時代はリバプール一筋で過ごした元イングランド代表DFジェイミー・キャラガーだ。「ゴールを決めなければ、このチームに何ももたらさない選手であるのは間違いない」と、厳しい見方をしている。
「彼はノースロンドン・ダービーに遅刻し、監督は大きな決断を下したが、皮肉にもそれが功を奏した。ウェストハム戦も見ていたが、今シーズン見たなかで最悪のパフォーマンスのひとつと言っても過言ではない。ピッチを去った直後に、得点した(アレクサンドル・)ラカゼットと一緒に祝っていたが、その時が今シーズンで最もエネルギッシュだったね。そしてリバプール戦でも再び途中交代させられている」
キャラガーはさらに、構想外となり、今シーズン途中にトルコへ新天地を求めたメスト・エジルにも言及。現在、プレミア屈指の週給25万ポンド(約3400万円)を手にしているオーバメヤンが、高給を手にしながら、近年は低調なパフォーマンスに終始した元ドイツ代表MFの二の舞となるリスクを伝えている。
「アーセナルやミケル・アルテタ監督にとっては、エジルのように、週給30万ポンドや35万ポンドの高額契約を結ぶことになるのではないかと、大きな不安があると思う。オーバメヤンにとっては幸運なことだが、それを正当化しなければならない。来シーズン、そしてこれからの数か月間、監督の頭の中にはこのことがよぎることだろう。なぜなら、今生み出しているものは、彼がどれほど優れた選手であるにせよ、投資した金額を考えると決して十分とは言えないからだ」
残り8試合でチャンピオンズ・リーグ出場圏内の4位ウェストハムとは勝点10差と、苦境に立たされているアーセナル。エースはハイパフォーマンスでチームを救い、周囲の雑音を一蹴することができるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【PHOTO】 現地番記者が選ぶ「過去20年のアーセナル・レジェンドTOP10」を厳選ショットで振り返り!
「アーセナルやミケル・アルテタ監督にとっては、エジルのように、週給30万ポンドや35万ポンドの高額契約を結ぶことになるのではないかと、大きな不安があると思う。オーバメヤンにとっては幸運なことだが、それを正当化しなければならない。来シーズン、そしてこれからの数か月間、監督の頭の中にはこのことがよぎることだろう。なぜなら、今生み出しているものは、彼がどれほど優れた選手であるにせよ、投資した金額を考えると決して十分とは言えないからだ」
残り8試合でチャンピオンズ・リーグ出場圏内の4位ウェストハムとは勝点10差と、苦境に立たされているアーセナル。エースはハイパフォーマンスでチームを救い、周囲の雑音を一蹴することができるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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