Jリーグは３月31日、アジア・チャンピオンズリーグ（ACL）の日程変更にともない、J１リーグの試合日程を変更した。

　今季のACLにはJリーグから川崎フロンターレ、ガンバ大阪、名古屋グランパスが出場。また、セレッソ大阪も４月14日に予定されているプレーオフを勝ち抜けば本選出場となる。

　アジアサッカー連盟（AFC）は３月11日、新型コロナウイルスによる渡航制限や検疫等の課題を考慮して、当初は４月21日から５月７日までの期間で予定されていたACL東地区のグループステージを、６月から７月に延期すると発表した。

　それに伴い、Jリーグでも該当チームの試合を対象に合計30試合の日程を変更した。新しくACLの日程に該当する６月中旬から７月上旬にかけて組まれていた試合を前倒し、もしくは後ろ倒しにして日程を確保した。

　差が大きいところでは、７月11日に予定されていた名古屋と川崎の一戦が４月29日に変更になるなど、３か月近く前倒しで開催される試合も出てきた。

　2021年のサッカー界のカレンダーでは、６月はワールドカップのアジア２次予選が、７・８月には東京五輪が予定されている。
 

変更されたJリーグの試合は以下の通り。

【10節】
●４月18日開催
川崎×広島（４月14 or 15日から変更）
名古屋×鳥栖（４月14 or 15 or 16日から変更）
C大阪×浦和（未定から決定）
G大阪×清水（４月14 or 15日から変更）

【12節】
●５月２日開催
C大阪×G大阪（５月12日から変更）

●５月４日開催
川崎×名古屋（５月12日から変更）

【13節】
●５月８日開催
名古屋×C大阪（６月30日から変更）
G大阪×川崎（６月30日から変更）

【18節】
●４月14日開催
C大阪×徳島（６月19日から変更）
鳥栖×G大阪（６月19日から変更）

●７月17日開催
清水×川崎（６月19日から変更）

●８月12日開催
横浜×名古屋（６月19日から変更）
※日程調整に伴い、同一カードにおけるホームとアウェーを入れ替え

【19節】
●４月14日開催
川崎×福岡（６月23日から変更）
名古屋×広島（６月22日から変更）

●６月２日開催
湘南×G大阪（６月23日から変更）

●未定
札幌×C大阪（６月23日から変更）

【20節】
●５月12日開催
川崎×仙台（６月26日から変更）
G大阪×広島（６月27日から変更）

●７月17日開催
C大阪×神戸（６月26日から変更）
鳥栖×名古屋（６月27日から変更）

【21節】
●５月12日開催
名古屋×鹿島（７月４日から変更）

●６月２日開催
横浜FC×川崎（７月３日から変更）

●７月17日開催
福岡×G大阪（７月４日から変更）

●７月21日開催
C大阪×FC東京（７月４日から変更）

【22節】
●４月29日開催
名古屋×川崎（７月11日から変更）

●７月21日開催
G大阪×神戸（７月11日から変更）

●７月24日開催
鳥栖×C大阪（７月11日から変更）

【24節】
●８月15日開催
横浜×大分（８月13日から変更）
名古屋×湘南（８月14日から変更）

【29節】
●未定
名古屋×横浜（９月18 or 19 or 20日から変更）
※日程調整に伴い、同一カードにおけるホームとアウェーを入れ替え

構成●サッカーダイジェストWeb編集部