J２リーグは３月27日、第５節の５試合を各地で開催。開幕４連勝で首位に立つアルビレックス新潟は東京Vに７-０のゴールラッシュを見せ、無傷の５連勝を達成。３連敗中の大宮アルディージャはV・ファーレン長崎と対戦し、４-０の完封勝利で開幕戦以来の白星を収めた。

　開幕から好調を維持する新潟は、今節の東京V戦でも盤石の強さを披露。17分、22分にそれぞれ高木善朗が得点し、後半の立ち上がりに本間至恩がチーム３点目を挙げれば、52分に島田譲、72分に鈴木孝司が加点し、82分に高木がハットトリックを達成、アディショナルタイムに三戸舜介も１得点。計７得点のゴールラッシュを見せ、首位を堅持した。

　２位のFC琉球は、ジェフユナイテッド千葉に先制を許す展開も、阿部拓馬、清水慎太郎のゴールで試合をひっくり返す。２-１の逆転勝利で、新潟と同じく開幕５連勝。ただ得失点差で及ばず、今節も２位にとどまった。

　長崎をホームに迎えた大宮は、17分にネルミン・ハスキッチ、32分に小島幹敏がゴールネットを揺らし前半を２-０で折り返す。後半にも小野雅史の得点でリードを広げ、71分には大澤朋也も得点。守っては相手の反撃をシャットアウト。４-０の完封勝利で連敗を「３」でストップした。

　ここまで２分２敗と白星のないレノファ山口FCは、敵地でジュビロ磐田と対戦。前半に高井和馬、草野侑己がゴールネットを揺らして２点を奪取する。その後、１点を返されたものの、最後までリードを守り切り、待望の今季初勝利を手にした。

　ヴァンフォーレ甲府対FC町田ゼルビアの一戦は、１-０で町田の勝利。開始３分の中島裕希が決めた１点を守り抜き、３試合ぶりの勝点３を掴んだ。
 

J２・５節（27日）の結果
大宮４-０長崎
甲府０-１町田
新潟７-０東京V
磐田１-２山口
千葉１-２琉球

J２・５節（28日）の予定
秋田-京都
山形-岡山
水戸-松本
栃木-愛媛
群馬-北九州
金沢-相模原

構成●サッカーダイジェストweb編集部

【PHOTO】日本３－０韓国｜2021年初戦は韓国相手に３得点で勝利！モンゴル戦へ向けて好発進！