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S・ラモスはもういらない? カピタン不在でも大崩れしなくなったR・マドリーが好調をキープ

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2021年03月23日

存在価値は確実に低下している

21年にS・ラモスが出場した公式戦はわずか3試合。キャプテン抜きでもチームは以前のように乱れなくなった。(C)Getty Images

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 2月以降の公式戦10試合を8勝2分けの無敗で乗り切るなど、レアル・マドリーが好調だ。

 スペイン勢で唯一チャンピオンズ・リーグのベスト8に勝ち進み、28節終了時点で3位につけるラ・リーガでも、首位のアトレティコ・マドリーとの勝点差を6に縮め、タイトルを射程圏内に捉えている。

 現在チームを支えているのが、カリム・ベンゼマ、ルカ・モドリッチ、トニ・クロース、カゼミーロのベテラン4人衆だ。先の3人はすでに30歳を越えており、カゼミーロも29歳。さらに最終ラインではナチョも高い貢献を見せているが、彼も今年の1月で31歳になった。

 ベテランがチームを牽引し続けている状況は数年前から続くが、現在のマドリーがこれまでのチームと大きく異なるのは、セルヒオ・ラモス抜きで白星を積み重ねている点だ。
 
 周知のとおり、S・ラモスは今年6月で切れるクラブとの契約延長交渉に臨んでいる最中で、複数年契約を勝ち取ろうと、強気の姿勢を崩していない。これはみずからの存在価値に自信を持っているためでもあるが、S・ラモス不在のマドリーで起こっている新たな現象について着目した『AS』紙のアルフレッド・レラーニョ記者はこう綴っている。

「マドリーにおいてセルヒオ・ラモスの存在が絶対的なものではなくなりつつある。ナチョがディフェンスラインで好パフォーマンスを披露し、カゼミーロはリーダーシップに磨きがかかっている。近年カピタン(キャプテン)が欠場するたびにチームは大惨事に見舞われていたが、その傾向は改善されつつある。これは注目に値する現象だ」

 S・ラモスは直近の28節セルタ戦こそ脛骨の打撲で欠場したが、すでに左膝の手術からは復帰している。CLのアタランタ戦ではPKを決めるなど、勝負強さやリーダーシップはいまも健在だ。

 シーズン最終盤を迎え、ここから再び存在価値を示せるのか。そして交渉の行方は――。カピタンの動向から目が離せない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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