「違うポジションでも順応できる」U-24日本代表指揮官が考える三笘薫の起用法は?

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年03月19日

「タフさがすごく出てきた」

三笘の起用法について指揮官が明かした。(C)SOCCER DIGEST

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 日本サッカー協会(JFA)は3月19日に、U-24アルゼンチン代表戦に臨むU-24日本代表メンバー23人を発表。会見に登壇した横内昭展監督が、招集した三笘薫(川崎フロンターレ)の起用法についてコメントした。

 三笘は昨シーズン、筑波大から川崎に入団。プロ1年目ながら新人最多記録タイの13ゴールを挙げ、リーグトップの12アシストを記録した。緩急をつけた独特なドリブル突破で敵陣深くまで持ち込むことができ、ゴール前では決定力の高さはもちろん、周囲をうまく使うこともできる注目のプレーヤーだ。

 森保一監督はA代表の活動があるため、アルゼンチン戦の指揮を執ることになった横内監督は三笘について、「大学の頃から見ていた」と以前から期待をしていた選手のひとりだと明かしている。

「三笘選手はJリーグでプレーして、一段と力強さが出てきたと思っています。以前からテクニックやアイデアは持ち合わせていた選手でしたが、時折、力で押さえつけられて消えてしまうということが最初の頃はありました。しかし、いまJリーグを見ていると、相手に力で来られてもそれを剥がせるタフさがすごく出てきた。それがいまの好調につながっているのではと思います」
 
 三笘はこれまで、川崎で主に3トップの左を務めてきた。推進力溢れる持ち上がりで、チャンピオンチームの崩しの切り札として機能してきたが、指揮官はU-24代表での起用法についても触れた。

「川崎では左サイドで起点になってやっている。もちろんそこのポジションはあると思いますが、このチームが3バックのシステムを使っていた立ち上げ時は、シャドーでプレーしたりもしていました。ここ(左サイド)しかできないということではなく、三笘選手はある程度違うポジションでも順応できると思っています」

 三笘のアルゼンチン戦での起用ポジションはどこになるか。川崎での活躍を考えれば左サイドが妥当だが果たして――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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