J１リーグは３月17日、各地で５節の９試合を開催。首位の川崎フロンターレは、アウェーで引き分け連勝が５で止まった。

　川崎は、敵地でヴィッセル神戸と対戦。72分にレアンドロ・ダミアンのゴールで先制したが、後半アディショナルタイムの９分過ぎに菊池流帆に押し込まれ、土壇場で勝点３を逃した。川崎は５勝１分けの勝点16となっている。

　２位の名古屋グランパスは、ホームで横浜FCと対戦。前半をスコアレスで折り返すと、後半は前田直輝、マテウス、山崎凌吾が得点し、３-０で快勝。５連勝を飾った。名古屋は川崎に勝点１差と迫っている。

　開幕からいまだ無失点のサガン鳥栖は、ホームで柏レイソルと対戦し、２-０と５試合連続の無失点で快勝を収めた。林大地が２ゴールを挙げる活躍を見せている。

　FC東京は湘南との打ち合いを渡辺剛の決勝点で３-２で制し今季２勝目。アビスパ福岡はホームで鹿島アントラーズに１-０で勝利し、２連勝とした。広島はDF荒木隼人の決勝点で清水エスパルスに勝利。いまだ無敗の２勝３分けとしている。

　横浜F・マリノスは、前田大然の開始10分の先制ゴールを守り切り徳島に勝利。３連勝として、前田は得点ランキングの単独トップに躍り出た。セレッソ大阪は終盤87分に飛び出した坂元達裕の決勝ゴールでやはり３連勝とした。また、浦和対札幌はともに決定打が生まれず０-０の引き分けに終わっている。
 

J１・５節の結果
FC東京３-２湘南
浦和０-０札幌
福岡１-０鹿島
神戸１-１川崎
広島１-０清水
名古屋３-０横浜FC
仙台（中止）G大阪
横浜１-０徳島
C大阪１-０大分
鳥栖２-０柏

構成●サッカーダイジェストWeb編集部