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「22番目からのスタート」の真意。未知なる戦いでJ2初参戦の相模原はどこまで上に行けるか

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2021年03月17日

「相手の背中をひとつずつ掴んで、引きずりおろしていこう」

3試合を終えて2分1敗の相模原。次節のホーム大宮戦で待望のJ2初勝利を掴めるか。写真:徳原隆元

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 SC相模原の三浦文丈監督は「我々は22番目からのスタート」と常々語ってきた。昨季のJ3で2位に入り、クラブ史上初のJ2昇格に導いた。その点を踏まえて謙虚な姿勢を示す。

 ただし、「選手の力が22番目と言っているわけではない」と強調する。ふたつしかない自動昇格枠の最後のひとつをもぎとった。また、クラブハウスを持たず、複数の練習場を使用するなど、他クラブと比べれば、ハード面のさらなる充実が求められている現実がある。「そういうところを考えると、22番目からスタートしているチームだと思う」と、指揮官は件の言葉の真意を明かす。

 実績やクラブ力では劣るかもしれないが、選手たちの力を、可能性を信じて疑わない。「ここから相手の背中をひとつずつ掴んで、引きずりおろしていこう」と発破をかける。

 チームはここまで3試合を戦い、2分1敗の成績。まだJ2初勝利はかなえられていないが、堅実かつ組織的な守備をベースに着実に勝点を積み上げている。内容に関しても、三浦監督は試合を重ねるごとに確かな手応えを実感している。
 
「今、18位まで来ている。ここからさらに上にどうやって行くか」

 昇格組として、未知なる戦いはまだ始まったばかり。持ち前の“粘り強さ”で逞しく戦い抜きたい。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストweb編集部)

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