[J１リーグ４節]川崎１-０柏／３月13日（土）／等々力

　試合を決めた立役者も三笘のスーパープレーに脱帽だ。

　J１リーグ４節の川崎フロンターレ対柏レイソルの一戦は、終盤まで均衡が崩れず０-０のまま推移。じりじりとした展開が続く中、ついに80分、先制点が生まれた。左サイドを圧巻のドリブル突破で打開した三笘薫がタイミングよく右足アウトでラストパス。これを家長昭博が左足で冷静に叩き込み、決勝点となった。

　試合後、取材に応じた家長は「カオルがいつもあそこまでお膳立てしてくれるので、良いポジションを取っていたらいいパスが来たので入れるだけでした」と、アシストの三笘を称え、値千金の決勝ゴールを振り返った。

　ここまで複数得点での勝利を掴んできた川崎にとっては、柏の粘りに苦しめられる形となったが、「90分目指すサッカーではなかったけど、こういう試合で勝つことが大きいと思うし、課題はまだまだ多いが、勝てたことが一番だと思う」と語り、僅差での勝利に価値を見出していた。

　川崎はこれで開幕５連勝。連覇へ向けて絶好のスタートを切った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「カオルがあそこまでお膳立てしてくれるので」三笘の超絶アシストから家長が決勝点！

【PHOTO】川崎１－０柏｜粘り強い柏の守備に苦戦するも…三笘の突破から家長が決勝点！川崎が５連勝！