堅守で耐えた名古屋が一瞬の隙を突く
J1リーグの柏レイソル対名古屋グランパスが3月10日、三協フロンテア柏スタジアムで行なわれ、アウェーの名古屋が1-0で勝利した。
立ち上がりにチャンスを掴んだのは名古屋だ。7分にショートカウンターから最後は稲垣祥がミドルシュートを狙うと、8分には敵のミスを突いた柿谷曜一朗が相手GKとの1対1のチャンスを掴む。しかし、どちらもゴールには至らなかった。
一方で柏は、江坂任を起点にショートパスをつなぎながら敵陣に押し込むと、14分には呉屋大翔がペナルティエリア手前で右足を振り抜く。だが、これは相手GKにキャッチされた。
その後は一進一退の攻防が続いたが、両チームともに中央をしっかり締め、球際を激しく戦う堅い守備が光る。スコアレスで前半を終えた。
立ち上がりにチャンスを掴んだのは名古屋だ。7分にショートカウンターから最後は稲垣祥がミドルシュートを狙うと、8分には敵のミスを突いた柿谷曜一朗が相手GKとの1対1のチャンスを掴む。しかし、どちらもゴールには至らなかった。
一方で柏は、江坂任を起点にショートパスをつなぎながら敵陣に押し込むと、14分には呉屋大翔がペナルティエリア手前で右足を振り抜く。だが、これは相手GKにキャッチされた。
その後は一進一退の攻防が続いたが、両チームともに中央をしっかり締め、球際を激しく戦う堅い守備が光る。スコアレスで前半を終えた。
後半に入ると、序盤にリズムを掴んだのはホームの柏。前線の距離感が良くなり、とりわけCFに入ったイッペイ・シノヅカがチャンスに絡む。しかし肝心のゴール前でドリブルを止められ、クロスが味方に合わず、決定機にはつながらなかった。
すると堅守で耐えた名古屋が一瞬の隙を突く。58分、相手を囲んでボールを奪うと、すぐさま米本拓司が右サイドへ抜け出したマテウスへスルーパスを供給。ボールを受けたマテウスはクロスを上げ、ゴール前で柿谷がヘディングで合わせる。シュートは相手GKに弾かれたが、こぼれ球を稲垣が詰めてネットを揺らした。
リードを許した柏は、62分にクリスティアーノと仲間隼斗を、71分に細谷真大を投入して反撃に出る。ボールを保持し、敵陣に押し込んだとはいえ、相手ゴール前ではことごとくブロックされた。その後は82分に江坂が左足でシュートを放つも、惜しくも枠を外れた。
結局、試合はそのままタイムアップし、名古屋が1-0で勝利。稲垣の決勝ゴールを守り切り、アウェーチームが勝点3を手にした。
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
すると堅守で耐えた名古屋が一瞬の隙を突く。58分、相手を囲んでボールを奪うと、すぐさま米本拓司が右サイドへ抜け出したマテウスへスルーパスを供給。ボールを受けたマテウスはクロスを上げ、ゴール前で柿谷がヘディングで合わせる。シュートは相手GKに弾かれたが、こぼれ球を稲垣が詰めてネットを揺らした。
リードを許した柏は、62分にクリスティアーノと仲間隼斗を、71分に細谷真大を投入して反撃に出る。ボールを保持し、敵陣に押し込んだとはいえ、相手ゴール前ではことごとくブロックされた。その後は82分に江坂が左足でシュートを放つも、惜しくも枠を外れた。
結局、試合はそのままタイムアップし、名古屋が1-0で勝利。稲垣の決勝ゴールを守り切り、アウェーチームが勝点3を手にした。
取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)