• トップ
  • ニュース一覧
  • 【鹿島アントラーズの開幕戦・予想布陣】顔ぶれは昨季のメンバー中心か。指揮官はL・シルバの起用回避を明言

【鹿島アントラーズの開幕戦・予想布陣】顔ぶれは昨季のメンバー中心か。指揮官はL・シルバの起用回避を明言

カテゴリ:Jリーグ

藤谷俊介

2021年02月26日

今季は国内三冠が“義務”

鹿島アントラーズの開幕戦予想フォーメーション。

画像を見る

[J1リーグ開幕節]鹿島アントラーズ-清水エスパルス/2月27日(土)/15:00/県立カシマサッカースタジアム

 ザーゴ体制2年目のシーズンが幕を開ける。今季のチームスローガンは「Football Dreamしんか」。昨季のメンバーが中心となり、“進化”と“深化”の2つの意味で新戦術を磨き上げる。清水エスパルスとのリーグ開幕戦も、昨季と同じ顔ぶれが並ぶだろう。

 注目はFWの組み合わせ。公開練習やトレーニングマッチでは、昨季終盤に得点を量産したエヴェラウドと上田綺世がツートップを組んでいない。CFの位置にエヴェラウド、上田らが入り、セカンドトップを白崎、遠藤らが務めている。

 だが、ザーゴ監督はエヴェラウドと上田のコンビを採用する意向を示した。26日のオンライン会見では「昨年見せたパフォーマンスで考えれば、彼らが試合に出場することは必要」と語っている。練習で組ませない理由は「3か月間で23試合がある。緊急時や状況に応じて、代わりに入った選手が彼らと良い化学反応をしなければいけない」と連戦対策のようだ。

 ただ、連係不足の心配はないのか。指揮官は「昨年、良い化学反応が起きた。彼らは1年間一緒にやってきているので、お互いの特長は全てお互いに分かる」と強調。2人の活躍に自信をのぞかせた。
 
 そのほか、ボランチについては三竿健斗と永木亮太が組む見込み。レオ・シルバが新型コロナウイルスの影響で10日前にチーム合流したばかりで、指揮官は「重要な選手だが、リスクを負う必要はない」と起用回避を明言した。

 依然来日の目途が立っていないディエゴ・ピトゥカ、アルトゥール・カイキが合流するまでは、昨季と同じメンバーがピッチに立つ。三竿は「昨年よりお互いを信頼し合い、チームの結束はすごく強い」とうなずく。完成度を高めるチームは、開幕戦でどのような戦いぶりを見せるか。

 最後に開幕戦で白星を飾ったのは、リーグ戦と天皇杯の2冠を達成した2016年。その後は国内主要タイトルから遠ざかっている。今季は国内三冠が“義務”。本拠地で清水を倒し、幸先の良いスタートを切りたい。

取材・文●藤谷俊介(茨城新聞社)

【画像】J1全20チームの2021年シーズン予想フォーメーション

【トレーニングマッチPHOTO】鹿島対水戸|エヴェラウド、上田が得点!開幕へ向けて弾みをつけた鹿島を特集!
【関連記事】
【鹿島】開幕戦でルーキーの抜擢はあるか。指揮官ザーゴの考えは?
【鹿島】冷静に、平常心で開幕を待つ三竿健斗。「一体感では僕たちのほうが上」
「必要な理由がわかりません」本田圭佑がコーチングライセンス問題に再び持論!「CEOになるために免許は必要ないのに…」
「まさかこの年齢までプレーするとは」54歳となった三浦知良がFIFAの取材で想いを激白!「コーチになることは…」
「やっぱり、いい、アイツは」。内田篤人が今季注目する“若手以外のJリーガー”は?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ