天才肌のレコバは3位
【識者選定 ウルグアイ代表レジェンドの貢献度ランキングTOP10】
1位:エンツォ・フランチェスコリ(MF):73試合・17得点[1982~1997年]
2位:フェルナンド・モレーナ(FW):54試合・22得点[1971~1983年]
3位:アルバロ・レコバ(FW):68試合・10得点[1995~2007年]
4位:パオロ・モンテーロ(DF):61試合・5得点[1991~2005年]
5位:ルベン・ソサ(FW):46試合・15得点[1984~1995年]
6位:ディエゴ・フォルラン(FW):112試合・36得点[2002~2014年]
7位:ルイス・スアレス(FW):116試合・63得点[2007年~]
8位:エディンソン・カバーニ(FW):118試合・51得点[2008年~]
9位:ディエゴ・ゴディン(DF):139試合・8得点[2005年~]
10位:フェルナンド・ムスレラ(GK):116試合・0得点[2007年~]
歴代1位に相応しい選手は、フランチェスコリ以外に存在しない。コパ・アメリカを三度制覇(83年、87年、95年)し、W杯に2回出場(86年、90年)した実績とその中で見せた数々の記憶に残るプレーは、いまなお我々ウルグアイ人の誇りであり続けている。
優れた人格者である点も、幅広い世代から尊敬を集めている要因のひとつで、あのジダンが憧れ、長男にエンツォと名付けたのは有名な話。いちフランス人がそこまで崇拝しているのだから、我々ウルグアイ人にとっては言わずもがなだ。
【PHOTO】海外番記者・識者が選んだ「ウルグアイ代表のレジェンド完全格付けTOP10」を厳選ショットで振り返り!
2位のモレーナは、83年のコパ・アメリカ優勝時のストライカー。セレステ(ウルグアイ代表の愛称。水色の意)では通算54試合に出場し、22得点を挙げた。ウルグアイ人らしい激しい気性の持ち主で、ファンに愛された選手だ。
3位のレコバは天才肌のレフティー。実績で上回る選手は他にもいるかもしれないが、彼のスキルフルなボールコントロールや、代表のユニホームを着た途端目の色を変えてプレーする姿に、我々は歓喜したものだ。
1位:エンツォ・フランチェスコリ(MF):73試合・17得点[1982~1997年]
2位:フェルナンド・モレーナ(FW):54試合・22得点[1971~1983年]
3位:アルバロ・レコバ(FW):68試合・10得点[1995~2007年]
4位:パオロ・モンテーロ(DF):61試合・5得点[1991~2005年]
5位:ルベン・ソサ(FW):46試合・15得点[1984~1995年]
6位:ディエゴ・フォルラン(FW):112試合・36得点[2002~2014年]
7位:ルイス・スアレス(FW):116試合・63得点[2007年~]
8位:エディンソン・カバーニ(FW):118試合・51得点[2008年~]
9位:ディエゴ・ゴディン(DF):139試合・8得点[2005年~]
10位:フェルナンド・ムスレラ(GK):116試合・0得点[2007年~]
歴代1位に相応しい選手は、フランチェスコリ以外に存在しない。コパ・アメリカを三度制覇(83年、87年、95年)し、W杯に2回出場(86年、90年)した実績とその中で見せた数々の記憶に残るプレーは、いまなお我々ウルグアイ人の誇りであり続けている。
優れた人格者である点も、幅広い世代から尊敬を集めている要因のひとつで、あのジダンが憧れ、長男にエンツォと名付けたのは有名な話。いちフランス人がそこまで崇拝しているのだから、我々ウルグアイ人にとっては言わずもがなだ。
【PHOTO】海外番記者・識者が選んだ「ウルグアイ代表のレジェンド完全格付けTOP10」を厳選ショットで振り返り!
2位のモレーナは、83年のコパ・アメリカ優勝時のストライカー。セレステ(ウルグアイ代表の愛称。水色の意)では通算54試合に出場し、22得点を挙げた。ウルグアイ人らしい激しい気性の持ち主で、ファンに愛された選手だ。
3位のレコバは天才肌のレフティー。実績で上回る選手は他にもいるかもしれないが、彼のスキルフルなボールコントロールや、代表のユニホームを着た途端目の色を変えてプレーする姿に、我々は歓喜したものだ。
ボールを止めるか、相手選手を止めるかという二者択一をつねに迫られながらすべてを投げうってプレーするひと昔前のDFで、キャプテンとしてもチームを引っ張った熱血漢のモンテーロが4位。5位のソサは弱冠18歳でA代表にデビューし、プリンシピート(小さな王子)と呼ばれファンに愛された選手で、二度のコパ・アメリカ制覇に貢献するなど期待に応えた。
6~8位の3選手は、日本のファンにも馴染みが深いはずだ。クラブレベルの実績ではスアレスとカバーニに見劣りするフォルランを6位としたのは、4位入賞を果たした10年W杯での得点王獲得を高く評価したから。とはいえ、歴代最多得点記録を更新中(現在63得点)のスアレス、歴代2位の51ゴールを叩き出しているカバーニもいうまでもなく素晴らしい実績と実力の持ち主だ。
9位のゴディンは、モンテーロの系譜を継いだDFリーダーにしてキャプテン。代表キャップ数は歴代最多の139試合に達する。守護神のムスレラもコパ・アメリカに5度、W杯に三度出場するなど長期に渡って活躍。レジェンドのトップ10入りに相応しい名手だ。
文●クラウス・ヘルマン(BMS+記者)
翻訳●下村正幸
※『ワールドサッカーダイジェスト』2021年1月21日号から転載
6~8位の3選手は、日本のファンにも馴染みが深いはずだ。クラブレベルの実績ではスアレスとカバーニに見劣りするフォルランを6位としたのは、4位入賞を果たした10年W杯での得点王獲得を高く評価したから。とはいえ、歴代最多得点記録を更新中(現在63得点)のスアレス、歴代2位の51ゴールを叩き出しているカバーニもいうまでもなく素晴らしい実績と実力の持ち主だ。
9位のゴディンは、モンテーロの系譜を継いだDFリーダーにしてキャプテン。代表キャップ数は歴代最多の139試合に達する。守護神のムスレラもコパ・アメリカに5度、W杯に三度出場するなど長期に渡って活躍。レジェンドのトップ10入りに相応しい名手だ。
文●クラウス・ヘルマン(BMS+記者)
翻訳●下村正幸
※『ワールドサッカーダイジェスト』2021年1月21日号から転載