パリSGでチャンスを掴んだバッカーや、リールで最終ラインの柱に成長したボトマンなど、若手の台頭が著しいリーグ・アン。ワールドサッカーダイジェスト編集部が厳選した2021年の注目すべきヤングプレーヤーはこの10人だ。
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ミッチェル· バッカー(パリSG/DF/オランダU-21代表)
生年月日:2000年6月20日(21歳)
身長・体重:185cm・74㎏
推定市場価格:350万ユーロ(約4億3750万円)
ベルナトの長期欠場でチャンスを得た左SBは、3バックでは左CBとウイングバックに対応。攻撃では前方へのフリーランで味方のマーカーを剥がし、鋭いクロスで好機を演出する。
スフェン· ボトマン(リール/DF/オランダ代表)
生年月日:2000年1月12日(20歳)
身長・体重:193cm・81㎏
推定市場価格:1000万ユーロ(約12億5000万円)
ガブリエウの後釜に収まった長身CBは、的確なマーキング、水準以上のテクニックと左足の正確なパスで大きな存在感。20年11月にA代表にも初選出と、いま乗りに乗っている。
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複数のメガクラブが熱視線を送るリールのCB
ミカエル·キュイザンス(マルセイユ/MF/フランス国籍)
生年月日:1999年8月16日(21歳)
身長・体重:181cm・74㎏
推定市場価格1000万ユーロ(約12億5000万円)
バイエルンから買い取りオプション付きのレンタルで加入した左利きのMFは、非凡なパスセンスに加え質の高いプレースキックでも違いを作り出し、トップ下の定位置を確保しつつある。
マクソンス· カクレ(リヨン/MF/フランスU-21代表)
生年月日:2000年2月15日(20歳)
身長・体重:174cm・63㎏
推定市場価格:1200万ユーロ(約15億円)
下部組織から昇格した3年目の20歳が大きな飛躍。優れた技術とビジョンを備え、身体を張った対人守備でもチームに貢献できるプレーメーカーで、若さに似合わぬ老獪さも魅力。
アルノー· カリミュンド(RCランス/FW/フランスU-21代表)
生年月日:2002年1月20日(18歳)
身長・体重:178cm・63㎏
推定市場価格:200万ユーロ(約2億5000万円)
パリSGから武者修行に出たRCランスでブレイク。元ブラジル代表のロナウドを彷彿とさせる俊足と決定力が光るストライカーは、実質トップリーグ1年目で早くも4ゴール。