期待の新助っ人は手応えを口にするも…。
それぞれの意図は感じられる。合わせようとする意志は見て取れる。ただ、それが上手く合致していない。
中村俊輔という不動の軸を欠いていることも大きく響いているのかもしれない。現状の横浜は、依然としてギクシャクしている印象が拭えないのだ。
【J1採点&寸評】1stステージ・5節 全9試合の評価をチェック!
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・5節
それは、主に攻撃面においてだ。狭い局面でも複数人が絡み、ワンタッチプレーや3人目の動きを織り交ぜて崩そうとする。しかしタイミングが合う場面は稀で、ギリギリでつながったとしても、スムーズではないだけに相手の対応も間に合ってしまい、思うように突破できない。
「中盤のトライアングルは監督としてもすごく大事にしている部分で、そこで(2列目両サイドの)僕と(齋藤)学が良いところで受けて、前向きにスピードを上げていくのが求められている」(兵藤慎剛)
そうした狙いのある攻撃で中心に据えられている、あるいは中心になるべき選手がアデミウソンだ。この期待の新助っ人の活かし方について、兵藤はこう語る。
「近くの距離でワンツーとかするのが好きだし、その選択肢を作っておきながら、もし相手がそれを読んできた時には、(裏をかいて)ドリブルで自分でも仕掛けられる。最初からひとりでボールを持たせると、相手もドリブルだけに対応すればいいとなる。だからいろんな選択肢を作ってあげたなかで、アデ(アデミウソン)のアイデアや技術を活かせればいい」
ボランチの三門雄大も「フリックで3人目が飛び出した選手を使うのとかが上手い」と評価する。この言葉からも、アデミウソンは周囲との関係性ありきでチャンスを生み出していくタイプと言えるし、チームとしての狙いにもマッチする選手なのである。
アデミウソン自身、「お互いに分かり合ってきて、コンビネーションも良くなってきていると思う」と手応えを口にする。とはいえ、フィットし切れているとは言い難く、中澤佑二が「ノッキングする場面もあった」と語るように、ボールを足もとに収めてからの判断に迷いが見られるのは、刷り合わせがまだまだ必要だということだろう。
中村俊輔という不動の軸を欠いていることも大きく響いているのかもしれない。現状の横浜は、依然としてギクシャクしている印象が拭えないのだ。
【J1採点&寸評】1stステージ・5節 全9試合の評価をチェック!
【J1 PHOTOハイライト】1stステージ・5節
それは、主に攻撃面においてだ。狭い局面でも複数人が絡み、ワンタッチプレーや3人目の動きを織り交ぜて崩そうとする。しかしタイミングが合う場面は稀で、ギリギリでつながったとしても、スムーズではないだけに相手の対応も間に合ってしまい、思うように突破できない。
「中盤のトライアングルは監督としてもすごく大事にしている部分で、そこで(2列目両サイドの)僕と(齋藤)学が良いところで受けて、前向きにスピードを上げていくのが求められている」(兵藤慎剛)
そうした狙いのある攻撃で中心に据えられている、あるいは中心になるべき選手がアデミウソンだ。この期待の新助っ人の活かし方について、兵藤はこう語る。
「近くの距離でワンツーとかするのが好きだし、その選択肢を作っておきながら、もし相手がそれを読んできた時には、(裏をかいて)ドリブルで自分でも仕掛けられる。最初からひとりでボールを持たせると、相手もドリブルだけに対応すればいいとなる。だからいろんな選択肢を作ってあげたなかで、アデ(アデミウソン)のアイデアや技術を活かせればいい」
ボランチの三門雄大も「フリックで3人目が飛び出した選手を使うのとかが上手い」と評価する。この言葉からも、アデミウソンは周囲との関係性ありきでチャンスを生み出していくタイプと言えるし、チームとしての狙いにもマッチする選手なのである。
アデミウソン自身、「お互いに分かり合ってきて、コンビネーションも良くなってきていると思う」と手応えを口にする。とはいえ、フィットし切れているとは言い難く、中澤佑二が「ノッキングする場面もあった」と語るように、ボールを足もとに収めてからの判断に迷いが見られるのは、刷り合わせがまだまだ必要だということだろう。