A代表でも評価上昇中のMF&“独のハーランド”がブレイク候補!リオの雪辱を晴らせるか――【東京五輪の注目国|ドイツ】

カテゴリ:ワールド

中野吉之伴

2021年01月02日

チームの中核を担うのはボルシアMGのMF

A代表デビューも果たしたノイハウス。EUROに出場する可能性も。 (C)Getty Images

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 新型コロナウイルスの影響で1年の延期が発表された東京オリンピック。男子サッカーで本大会出場を決めているドイツは、4年前のリオデジャネイロ五輪では、決勝で延長戦の末にPK戦でブラジルに敗れ、銀メダルを獲得した。

 当時も決して前評判は高くなかったが、レオン・ゴレツカ、セルジュ・ニャブリ(ともにバイエルン)、ルーカス・クロスターマン(RBライプツィヒ)らが世界的に注目を集めるきっかけとなった大会でもある。

 こうした先人たちに続きそうな注目株が、今回の世代にも潜んでいる。2021年開催予定の東京大会に参加するオリンピック代表候補では、ボルシアMGで大活躍中のMFフロリアン・ノイハウスが筆頭格だろう。

 マルコ・ローゼ監督は「フローはものすごい才能を秘めたタレントだ。体躯がしっかりしているが、それでいて動きが非常になめらかなんだ。そして賢い。いろんなことを取り入れ、それを自分の力にしようとする。それが彼の成長を支えている」と絶賛。今シーズンはここまでリーグで13試合中12試合、チャンピオンズ・リーグではグループリーグ6試合すべてに出場し、チームにとって最も重要な選手の一人といっても過言ではないだろう。
 
 17年に1860ミュンヘンから獲得されたノイハウスは、翌シーズンにフォルトゥナ・デュッセルドルフへレンタル移籍。宇佐美貴史、原口元気とともにチームの中軸を担い、1部昇格へと導いている。

 特長を挙げると、まずプレーインテリジェンスが非常に優れている。相手が嫌がるスペースをかぎ分け、相手が予測できないところへパスを送るプレーなどは、バイエルンのトーマス・ミュラーを彷彿とさせる。運動量が豊富で、技術レベルも高い。今シーズンからはダブルボランチの一角としてプレーすることで競り合いにおける強さも身につけ、1対1における勝率は64%にのぼる。

 CLとの過密日程が心配されていたが、ノイハウスは調子を落とすことなく、コンスタントに自分のパフォーマンスを高いレベルで引き出せている点も素晴らしい。

「コンディションはいいし、試合数が多いというのは、プレーリズムをつかむうえでメリットにもなっている。過密日程による体への負担についてはあまり考えてなくて、それよりも僕はサッカーがしたいんだ」

 クラブレベルだけではなく、20年10月7日にはドイツA代表でもデビュー。その試合で早速ゴールを奪うなど、攻守においてクオリティの高いプレーを見せ、ファンからも高い評価を受けた。

 年齢的にはオリンピック代表の主軸として期待されている一方、EUROのメンバーに選出される可能性も低くはない。ドイツ代表監督ヨアヒム・レーフとオリンピック代表監督シュテファン・クンツはどのような決断を下すのだろうか。
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