FIFAが「あまり知られていない有望な5選手」を紹介!Jリーグから選ばれたストライカーは?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年12月29日

「ロナウドとレバンドフスキはスーパースターだが…」

FIFAが「あまり知られていない有望な5選手」を発表した※写真はイメージ。(C) Getty Images

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 国際サッカー連盟(FIFA)が12月27日、公式サイトで「あまり知られていない有望な5選手」を紹介。そこには、Jリーグ得点王にしてMVPの名前も含まれている。

 FIFAは冒頭で、「ロナウドとレバンドフスキは、この特別な年に『年間最優秀選手賞』の最終候補に選ばれたスーパースターだ。だがあまり知られていないが、驚くほどの速さでネットを揺らす選手もいる。FIFAでは、21年に行なわれるカタール・ワールドカップの予選で代表チームに招集される可能性の高い5人の有望株に焦点を当ててみた」と企画の意図を説明。今年に大ブレイクをした5選手の目覚ましい活躍ぶりを詳報している。

 そのひとりに選ばれたのが、柏レイソルのオルンガだ。アフリカ人として初めてJリーグのMVPを獲得したストライカーについて、次のように伝えている。

「祖国ケニアでキャリアをスタートさせたオルンガは、26歳にしてすでにパスポートに何度もスタンプが押され、スウェーデン、スペイン、中国、そして現在の日本を含むいくつかの異なる国でゴールを奪うことに成功している。そして、18年に日出ずる国に到着してから、よりコンスタントに、より巧みに得点を決めるようになった」

 そのうえで“怪物”の今季の暴れっぷりを、こう解説している。
 
「2020年、才能あるケニア人は32試合で28ゴールを記録し、Jリーグ得点ランキングのトップに立ち、昇格した柏を7位に導いたのだから、その努力は確実に報われた。21年のオルンガの目標は、今年のペースを維持すること、そしてケニア人選手がマリ、ウガンダ、ルワンダと同組となるカタールW杯予選の試合で、国際舞台での得点を増やすことにあるだろう」

 そして記事の最後には「知っていた?」と投げかけ、「18年にオルンガはジローナの選手として初めて、ラ・リーガでハットトリックを達成した。19年には、京都サンガに13-1で勝利した柏の試合で8ゴールを記録した」と補足情報も載せている。

 世界からも注目を浴びるオルンガ。一部ではセリアAへの移籍も取り沙汰されているが、果たして来シーズンも日本でゴールを量産する姿は見られるだろうか。

 なお、オルンガを含め、今回選出されたのは以下の5人だ。※データは12月27日現在

マルセル・エルナンデス(カルタジネス/コスタリカ、40試合・31得点)
オルンガ(柏/日本、32試合・28得点)
カスパー・ユンカー(ボデ・グリムト/ノルウェー、25試合・27得点)
ラミロ・ロッカ(ミュニシパル/グアテマラ、27試合・26得点)
ラウノ・サピネン(フローラ・タリン/エストニア、28試合・26得点)

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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