「過密日程とかで、創造するのが難しい」
開始間もない12分に先制し、その後も一方的に試合を推し進めた王者リバプール。1-0とリードした前半終了時に、降格圏に沈むウェスト・ブロムウイッチ・アルビオン(WBA)と引き分けるとは誰も想像していなかったはずだ。
現地時間12月27日に行なわれたプレミアリーグ第16節で、リバプールはWBAと1-1で引き分けた。
試合は開始直後から一方的だった。サム・アラダイス新監督が就任したばかりのWBAが守勢に回ったのに対し、苦戦を強いられたリバプールは、追加点を奪取することができず。そして81分に、セットプレーの流れからセミ・アジャイの同点弾を許して2ポイントを失った。
78パーセントものポゼッション率を記録しながら、枠内シュート数がWBAの3本を下回る2本に終わったリバプール。2位エバートンとの勝点差を5に広げるチャンスを逸したかたちだ。
「我々のせいだ」。試合後、ユルゲン・クロップ監督は英衛星放送『Sky Sports』のフラッシュインタビューで反省を口にした。
「前半のWBAのように、6-4のシステムでプレーをするとは、誰も予期できていなかったと思う。先制し、何も許さずに、OKだと思った。だが、後半は同じことができなかった。最初の5分で3回のカウンターを許した。我々はシンプルなカウンターや簡単なCKを許してしまった」
さらにクロップは、「今夜の彼らが望んでいたのは、まさにそれだけだった。我々はそれを与えてしまったんだ。自分たちのせいだよ。だから3ポイントでなく1ポイントになった」と続けている。
「フェアに言えば、WBAは彼らの仕事をしたんだ。今夜の彼らはポイントにふさわしかった。我々が試合を終わらせず、十分な決定機をつくれなかったからだ。過密日程とかで、創造するのが難しい。ただ終わってみれば、もっとうまくやるべきだったし、やれたはずだと、それでこっちが勝っていたはずだとみんなが分かっている」
現地時間12月27日に行なわれたプレミアリーグ第16節で、リバプールはWBAと1-1で引き分けた。
試合は開始直後から一方的だった。サム・アラダイス新監督が就任したばかりのWBAが守勢に回ったのに対し、苦戦を強いられたリバプールは、追加点を奪取することができず。そして81分に、セットプレーの流れからセミ・アジャイの同点弾を許して2ポイントを失った。
78パーセントものポゼッション率を記録しながら、枠内シュート数がWBAの3本を下回る2本に終わったリバプール。2位エバートンとの勝点差を5に広げるチャンスを逸したかたちだ。
「我々のせいだ」。試合後、ユルゲン・クロップ監督は英衛星放送『Sky Sports』のフラッシュインタビューで反省を口にした。
「前半のWBAのように、6-4のシステムでプレーをするとは、誰も予期できていなかったと思う。先制し、何も許さずに、OKだと思った。だが、後半は同じことができなかった。最初の5分で3回のカウンターを許した。我々はシンプルなカウンターや簡単なCKを許してしまった」
さらにクロップは、「今夜の彼らが望んでいたのは、まさにそれだけだった。我々はそれを与えてしまったんだ。自分たちのせいだよ。だから3ポイントでなく1ポイントになった」と続けている。
「フェアに言えば、WBAは彼らの仕事をしたんだ。今夜の彼らはポイントにふさわしかった。我々が試合を終わらせず、十分な決定機をつくれなかったからだ。過密日程とかで、創造するのが難しい。ただ終わってみれば、もっとうまくやるべきだったし、やれたはずだと、それでこっちが勝っていたはずだとみんなが分かっている」
勝点を落としたことに加え、リバプールは試合途中にジョエル・マティプが負傷交代を余儀なくされた。フィルジル・ファン・ダイクやジョー・ゴメスといった主力DFたちが負傷離脱中だけに心配なところだ。
そうしたレッズの台所事情について、リバプールOBのジェイミー・キャラガーは、『Sky Sports』で「大きな心配だが、新しい心配ではない。だから、1月にリバプールがだれかを獲得するのは最優先だ。ファン・ダイクが負傷したときも、私はそう言った」と、冬のマーケットで補強は欠かせないとの見解を示した。
「若手のためのポジションではない。若く、学んでいるところだから、ミスをすることがあるだろう。リバプールは、若い2選手が5、6週間とその位置でプレーすることにならないようにしなければいけない。1月に何かしなければいけない」
連覇を目指す中で、難しいやり繰りを迫られているクロップ。1月に開く移籍市場での補強動向を含めてドイツ人監督の手腕に注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部