「みんなに会えて良かった…」中村憲剛が18年間に終止符。等々力で涙の“現役ラストスピーチ”

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年12月22日

「今でも忘れません。2003年の開幕戦は雨でした…」

中村憲剛が自身の引退セレモニーで、多くのサポーターの前で現役最後のスピーチを行なった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 川崎フロンターレは12月21日、今シーズン限りで18年間の現役生活にピリオドを打つMF中村憲剛の引退セレモニーを等々力陸上競技場で行なった。

 会場には多くのサポーター、そして東京ヴェルディの大久保嘉人や、アルビレックス新潟の鄭大世らといったクラブOB総勢36名が駆け付け、中村の最後を見守った。

 場内が暗転し、サポーター一人ひとりが掲げるカメラのライトが美しくスタジアムを照らすなか登場した中村は、まず初めに「この新型コロナの影響で外出するのもままならない大変ななか、そして寒いなか、ここに足を運んでくださった皆さん、本当に本当にありがとうございます。そして、DAZNさん、僕というような人間のために、僕のような人間の引退セレモニーのために、ここに来られなかった方々のために生配信をしていただき、本当にありがとうございました」と来場したサポーターとメディアに向けてお礼を述べた。

 また川崎に加入した2003年を振り返り、「今でも忘れません。2003年の開幕戦は雨でした。3000から4000人しか入りませんでした。『本当か?』と思いました。それでも地域密着を続けて皆さんとともに歩んできた結果、いまフロンターレはこれだけ大きなクラブになりました。これは先輩たちから始まって、川崎フロンターレを強くしたい、良いクラブにしたいと思うクラブ、サポーター、スポンサーの皆さん、本当にみんなが同じベクトルを、同じ方向を向いた結果だと、僕は思いました」とコメント。さらに続けて、18年間の感謝を語った。
 
「自分がただサッカーをやっていればいいという発想の人間だったら、ここまでプレーヤーとして続けられませんでしたし、フロンターレも地域の皆さんを巻き込んでここまで大きくなることはなかったと思っています。本当にそういった意味で、僕はフロンターレに拾ってもらって心から良かったと思っていますし、この18年間、本当に感謝の気持ちしかないです」

 中村はそのほかにも、プロサッカー選手を目指す子どもたちへのメッセージ、また現役生活で支え続けてくれた家族への感謝を口に。最後には目に涙を浮かべながら「本当に最高のプロサッカー選手生活でした」と締めくくっている。

「川崎フロンターレに入れて本当に良かった。みんなに会えて良かったです。僕は頼もしい後輩たちフロンターレの今後を任せて、先のステージへ進みたいと思います。多分これが選手として話す最後の言葉になると思いますが、僕は今日のこの景色を一生忘れません。本当に本当に感謝しています。フロンターレ最高です。ありがとうございました」

 川崎を後輩に託し新たなステップに進むと語った中村。感動のスピーチの後には会場の外に花火が打ち上げられ、クラブOBらの手で背番号と同じ“14”回の胴上げが行なわれた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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