前半をスコアレスで折り返した両チームだが、先制はウニオン。セットプレーで味方がそらしたボールを、アウォニがGKの股をバウンドで抜くシュートでネットを揺らす。
しかし、わずか3分後、ゲレイロからのスルーパスに反応したドルトムントのユスファ・ムココがニアを抜く豪快なシュートを叩き込み、1-1とする。ムココはこれがブンデス初ゴールであり、16歳28日で同リーグ史上最年少ゴール記録を更新した。
66分にウニオンでは、ビルターに代えて遠藤渓太が投入。決勝点を奪うためにピッチに送り込まれた。
そして78分、ホームチームが勝ち越しに成功。再びCKからフリードリヒが頭で押し込んで2-1とリードを奪った。
試合はこのまま終了。ウニオン・ベルリンは5試合の勝利で暫定5位に浮上。一方のドルトムントは、エースのアーリング・ハーランドを欠いた新監督の初陣を、白星で飾ることはできなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部