【横浜】短期決戦のACLで勢いに乗るには? 前田大然が重視する“全勝”

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2020年11月24日

自分たちのサッカーをする――「そこは曲げずにやっていけたら」

短期決戦となるACL。前田は「予選もしっかり全部勝つことが大事」と語る。(C)Y.F.M.

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 コロナ禍の影響で過密日程となったJリーグ同様、再開されたACLもタイトなスケジュールとなっている。

 横浜は11月25日に上海上港戦(グループステージ3節)を戦ったあとは、同28日に上海上港戦(同4節)、12月1日に全北現代戦(同5節)、同4日にシドニーFC戦(同6節)と、中2日で試合を消化。決勝トーナメント進出後は、12月7日(ラウンド16)、同10日(準々決勝)、同13日(準決勝)、同19日(決勝)というスケジュールになっている。

 なによりもまずはグループステージを突破しなければならないが、こうした短期決戦で勢いを持って勝ち進むためには何が重要になってくるのか。11月23日のオンライン取材に応じた前田大然に訊いてみた。

「予選も全部勝って、決勝トーナメントに行く。そういう気持ちで行かないと、決勝トーナメントでも勝てないと思う。予選もしっかり全部勝つことが大事かなと思います」

 2月に行なわれたグループステージの2試合はいずれも勝利。有利な立場にあるのは間違いないが、星勘定などせず、一戦必勝のスタンスで目の前の試合に挑む。
 
 戦いの舞台をアジアに移しても、「チームとしても、個人としてもやることは変わらないと思う」(前田)。自慢のアタッキング・フットボールで相手をねじ伏せる。圧倒的なスピードで敵DFを振り切ってゴールを陥れる。

「自分たちのサッカーをすれば、優勝できると思ってみんなやっているので。そこは曲げずにやっていけたらなと思っています」

 連覇を期したJリーグでは、思うような成果を出せずに中位に沈む。その悔しさも発奮材料にして、初のACL制覇に向けて邁進するのみだ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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