G大阪、浦和に2-1勝利で川崎の最速Vはお預け…次節、ガンバとの直接対決へ持ち越し

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年11月22日

川崎は前日の大分戦で敗戦。優勝確定はG大阪の結果次第となっていた

同点弾を奪ったG大阪の宇佐美。(C) SOCCER DIGEST

画像を見る

 J1リーグは11月22日、28節の浦和レッズ対ガンバ大阪の1試合が埼玉スタジアムで行なわれ、G大阪が2対1で勝利を収めた。この結果、川崎フロンターレの優勝は持ち越しとなった。

 試合はともに堅固なブロックを形成し、なかなかチャンスを得ることができない。39分にはG大阪がCKのチャンスを掴むも、混戦からゴール方向に向かったボールはポストを直撃。得点には至らない。

 結局、前半は0-0のスコアレスで終了した。しかし迎えた後半は一転して互いに積極的にゴールを狙っていく。47分には浦和の長澤和輝のシュートはクロスバーを直撃。一方のG大阪も55分、宇佐美貴史のFKにパトリックが頭で合わせるが、これは枠を捉えきれない。

 すると62分、ついに均衡が破れる。CKを得た浦和は、トーマス・デンが頭で折り返したボールを槙野智章が押し込み、ネットを揺らす。ホームの浦和が先制するが、G大阪もすぐさま反撃。66分、ゴール前に押し込むと、こぼれ球を拾った宇佐美が右足を一閃。混戦を抜けたシュートがネットを揺らし、G大阪が同点に追いついた。

  その後はともに勝ち越しを狙ってゴール前の攻防を繰り広げる。そして81分、スコアを動かしたのはG大阪。CKから高尾瑠が打点高いヘッドでねじ込み、ネットを揺らした。G大阪が2-1と勝ち越しに成功する。

 試合は、このまま2-1でタイムアップ。G大阪が勝利を収め、川崎の優勝決定は持ち越しとなった。次の29節は11月25日に、川崎のホーム等々力陸上競技場で川崎対G大阪の直接対決となる。川崎は次の試合で優勝を決めても、2010年に3試合を残して優勝を決めた名古屋グランパスの記録を抜いて、4試合を残しての最速優勝となる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
浦和vsG大阪は0-0で前半終了。ガンバ引き分け以下なら川崎のJ1史上最速Vが確定
【J1】日程・結果
【J1採点&寸評】大分1-0川崎|眼前の優勝を阻んだ決勝点の10番がMOM!一方PK献上の谷口の評価は…
【日本代表】「お疲れ様とは言いたくない」川島永嗣が中村憲剛の引退を語る! オーストリアに住む恩師については…
【セルジオ越後】中村憲剛のカッコよすぎる引き際!その引退は日本サッカーに大きな宿題を残すことになるよ

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 唯一無二の決定版!
    2月15日発売
    2024 J1&J2&J3
    選手名鑑
    60クラブを完全網羅!
    データ満載のNo.1名鑑
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト いざW杯予選へ!
    3月8日発売
    元代表戦士、識者らと考える
    日本代表の現在地と未来
    2026年へのポイントは?
    J1&J2全クラブ戦力値チェックも
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 夏の移籍を先取り調査!
    3月21日発売
    大シャッフルの予感
    SUMMER TRANSFER
    夏の移籍丸わかり
    完全攻略本2024
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ