パナマ戦で遠藤航が残したデータが凄い! 後半45分間のみの出場ながら、全選手中のトップに立つ数値も

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年11月14日

ブンデスリーガでもトップのデュエル勝利数を誇る27歳MF

後半のみという限られた時間でバツグンの存在感を放った遠藤。 (C)JFA

画像を見る

 オーストリアのグラーツで行なわれている日本代表合宿で、11月13日に行なわれたパナマ代表との親善試合は、南野拓実が獲得して自ら決めたPK弾が決勝点となり、1-0の勝利を収めた。

 森保ジャパンは3バックの3-4-2-1の布陣でスタートしたが、前半はなかなか攻守が噛み合わなかった。むしろパナマのパス回しに翻弄され、攻められる場面でも後手に回り、なかなかボールが繋がらないシーンが目立った。しかし後半からはその状況が一転。パスが繋がるようになり、ワントップの南野拓実、2シャドーの一角を務めた久保建英が躍動し、60分に決勝点となったPKを獲得するに至った。

 この日、後半から出場し、チームのリズムを変える役割を果たしたのが、ブンデスリーガのシュツットガルトに所属する遠藤航だ。先発した橋本拳人と交代で中盤の底に入った遠藤は、積極的に縦パスを入れ、日本の攻撃にスイッチを入れた。守備面でも1対1のボール際で競り負けず、効果的なポジショニングで相手の攻撃の芽を潰した。
 
 そして、遠藤のこの働きは、数値にも現われていた。スポーツデータ配信最大手の『Opta』日本語版は、公式ツイッターアカウントで、背番号6が残した驚くべき数値を紹介している。

 同アカウントによれば、遠藤は後半45分間のみの出場ながら、10回のデュエル勝利数を記録。これは日本代表チーム内で2位の数値であり、勝率は60%にのぼるという。さらに、敵陣へのパス数は17本でうち成功15本、成功率は88.2%を記録した。これは両チームを通じ、全選手のうちトップの数値だ。

 遠藤は今シーズンから挑戦しているドイツ1部ブンデスリーガで、7試合を終えてデュエル勝利数は116回。これは全選手を対象にしたランキングのトップに立つ数字だ。

 決してゴールやアシストといった分かりやすい結果ではないが、遠藤はパナマ戦において攻守両面で確かな数字を残した。ドイツで腕を磨く27歳のオールラウンダーは、今後の日本代表にますます欠かせない存在となっていきそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
【パナマ戦|動画&記事一覧】解説:セルジオ越後、金田喜稔、採点&寸評、プレー分析、各国メディアの評価、PHOTOギャラリーetc.
「後半にすべてが崩壊した」パナマ紙が、森保ジャパンに敗れた代表チームに悲嘆!「最悪のペナルティ」
「後半、全員別人だわ」「遠藤、ドイツで覚醒したなあ」森保ジャパンの勝利にファン大喜び! しかし物足りなさも…
ブンデス個人部門トップの遠藤航が考えるW杯上位進出への近道は?「今はそこで1位を獲ることが目標」
【日本代表|序列考察ボランチ編】遠藤、橋本が所属先で絶好調! 森保Jは柴崎依存から脱け出せるか?

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 完全保存版!
    5月25日発売
    祝! 浦和3度目V!
    日本クラブの
    ACL挑戦記
    アジアでの現在地を探る
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト いよいよ市場オープンへ!
    6月1日発売
    2023 SUMMER TRANSFER
    夏の移籍
    「完全ガイド」
    決戦目前! CL決勝展望も
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.38
    1月13日発売
    岡山学芸館が初優勝!
    第101回高校選手権
    決戦速報号
    全47試合を完全詳報
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ