• トップ
  • ニュース一覧
  • シュツットガルトはなぜ遠藤航を獲得したのか? 敏腕SDが獲得秘話を告白!「浦和レッズにいた頃から…」

シュツットガルトはなぜ遠藤航を獲得したのか? 敏腕SDが獲得秘話を告白!「浦和レッズにいた頃から…」

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年11月07日

ドイツ紙記者も「彼にデュエルを挑むと、たいてい負ける」と絶賛

ドイツ1部でも堂々たるプレーを披露し、評価を高めている遠藤。(C)Getty Images

画像を見る

 昨夏にベルギーのシント=トロイデンからレンタルでシュツットガルトに加入した遠藤航は、1部昇格に貢献。完全移籍を勝ち取った今シーズンも、6試合すべてにフル出場している。ペッレグリーノ・マタラッツィオ監督も「欠かせない存在」と呼ぶなど、信頼は絶大だ。

 フランクフルトの地元紙『Frankfurter Rundschau』のフォン・ダニエル・シュミット記者は、日本代表MFについて、フィールドで「掃除機をかけるボディガード」と表現し、こう評価している。

「エンドウにデュエルを挑むものは、たいてい負ける。それは第6節までにデュエルに勝利した101回という数字が物語っている。そして、荒っぽいシュツットガルトのゲームに、安定感と秩序を与えているのだ」

 そして、「シュツットガルトのキーマン」と綴ったのち、なぜ遠藤が加入に至ったかという経緯を、スベン・ミスリンタットSDの話をもとに紐解いている。

 かつて香川真司も見出した同SDが、遠藤に目を付けたのは浦和レッズに所属していた時代(2016~2018年)で、当時はドルトムントのスカウティングを担当していた。その後、アーセナルへ籍を移すが、その間もずっと遠藤を「注視していた」という。
 
 遠藤は当時から日本代表には選出されていたものの、先発に定着しておらず、ヨーロッパで注目を浴びるような存在ではなかった。だが、ミスリンタットSDが共同設立者として手掛けたサッカー選手の分析ツールを用いた場合、デュエルの数、走行距離、ヘディングやパスの質など、すべての数値が一貫して高いレベルにあったという。

 「知ったかぶりのように聞こえるかもしれないが、我々にとって非常に良い移籍になると確信していたんだ」とミスリンタットが見込んだ通り、シュツットガルトは背番号3の加入で中盤の安定感が増し、1シーズンで1部に返り咲いた。

 7日に行なわれるブンデスリーガ第7節では、シュツットガルトは日本代表の“ボランチの先輩”である長谷部誠と、ベルギーで同僚だった鎌田が所属するフランクフルトと対戦。その後、オーストリアで行なわれる日本代表遠征に参加する予定だ。ドイツでも注目を集める“掃除屋”の活躍にますます期待が高まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
【関連記事】
「バカげた移籍金でやってきた」絶好調の遠藤航を独メディアがベタ褒め!「もし21歳なら大争奪戦が…」
「本当に貴重なプレーヤー」遠藤航がデュエル勝利数で再びブンデストップに! 第6節のベスト11にも選出
遠藤航のデュエル勝利数がブンデス単独トップに! 地元紙記者も「絶対的な6番だ」と絶賛
日本代表、オーストリア遠征の招集メンバー24名を発表! 復帰の浅野拓磨、橋本拳人など欧州組のみの選考に
【日本代表】長友、浅野、橋本――今年初代表の3名に森保監督が期待すること「経験だけでポジションを与えるわけではない」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • ワールドサッカーダイジェスト 欧州クラブ名鑑の決定版!
    9月12日発売
    2024-2025
    EUROPE SOCCER TODAY
    ヨーロッパ・サッカー・トゥデイ
    シーズン開幕号
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 注目クラブを総力特集
    10月10日発売
    名門復活のとき
    清水エスパルス2024
    悲願のJ1復帰のその先へ
    スペシャル企画で徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 新生バルサが登場
    10月3日発売
    ヤマル、ペドリら超逸材が躍動!
    バルセロナ徹底解剖
    ドイツ人指揮官が率いる
    超名門の魅力に迫る
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ