[J1リーグ26節]清水3-1神戸/11月3日(火)/アイスタ
監督交代に揺れた清水が8試合ぶりに白星を掴んだ。
1日にピーター・クラモフスキー監督との契約を解除したばかりの清水エスパルスは、ホームにヴィッセル神戸を迎え撃った。前半に山口蛍のミドルシュートで先制された清水だったが、後半は一転して攻勢に。66分に西澤健太のCKからヴァウドのヘディングシュートで同点に追いつくと、75分には再び西澤のアシストからエウシーニョが逆転弾。さらに87分にも西澤のセットプレーのクロスから金井貢史が頭でネットを揺らし、勝負を決める3点目を挙げる。清水が見事な逆転劇で、平岡新監督の初陣を勝利で飾った。
チームを8試合ぶりの白星に導いた指揮官は、「サポーターの方々、DAZNで見てくださっている方々に勝利をプレゼントしようと、一丸となって戦ってくれた」と選手たちを称え、「少なからず全員が足がつるまで頑張ってくれた」と90分を振り返った。
1試合3得点も前回勝利を収めた9月19日の湘南ベルマーレ戦以来となったが、平岡監督は「攻撃に関しては着手していない。私はピーターさんがやってきたことを継承してきただけで、守備のところでアプローチを変えた」と語る。