【日本代表】「僕が割って入らないといけない」植田直通の代表初ゴールが持つ意味

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2020年10月14日

キッカーの柴崎とは「息はぴったし」

待望の代表初ゴールが決勝点に。殊勲の植田は「本当に嬉しい」と笑顔を見せる。(C)Getty Images

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 待望の代表初ゴールは、チームに勝利を呼び込む一発となった。

 コートジボワールとの一戦、0-0で迎えた90+1分、その数分前に途中出場していた植田直通は、柴崎岳のFKにヘッドで合わせて豪快にゴールネットを揺らす。この1点が値千金の決勝点となった。

「本当に嬉しいという、一言です」

 DFとして、まずは失点をしないようにと心掛けていた。そのうえで「ひとつチャンスがあれば、セットプレーで1点というのは自分自身も狙っていた」。まさに狙い通りのゴールだった。

 トレーニングから「フィーリング的にもすごく良くて、そこはチームメイトのみんなも分かってくれてはいた」という。なおかつ、FKのキッカーは鹿島の元チームメイトである柴崎だ。「息はぴったしだったなと思う」と振り返る。

 この日の活躍を含めて、自身のプレーで、今年7月に大きな水害に見舞われた地元熊本を勇気づけたいという想いもある。

「かなりの数の方が苦しい思いをされているのは僕も知っていますし、その前には大きい地震もありました。日本もそうですけど、熊本を背負って戦っていると思っているし、勇気や希望を与えていけるようなプレーをしていきたい」
 
 森保ジャパンでのCBのレギュラー争いでは、現状では吉田麻也、冨安健洋に次ぐ3番手の位置付けか。植田本人もこのふたりについて「一緒にやっていても、試合を見るなかでも、かなり良いプレーも多いし、そこは安定してきている」と語る。だがその一方で、「そこに僕が割って入らないといけないのは分かっている」と改めて気持ちを引き締める。

 今後の成長のために課題に挙げるのはビルドアップだ。

「日本代表でつなぐサッカーをやっているので、縦パスの質だったり、そういった技術の面もレベルを上げていかなければいけない」

 もちろん、ヘディングというストロングポイントもさらに強化していきながら、貪欲に高みを目指していく。「ひとつ結果が出たので、自信にもつながるし、これからもっともっと成長していけると思っている」。飽くなき向上心でどこまでステップアップできるか。期待したい。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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