「僕は最低賃金でプレーする」月給190円!? 元ブラジル代表の“10番”が異例の契約で古巣サントス復帰

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年10月12日

驚きの契約で古巣へ恩返し!?

多彩な技巧で相手を翻弄し、観る者を魅了してきたロビーニョが古巣サントスへ復帰した。 (C) Getty Images

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 セレソンの“レジェンド”が驚きの復帰を果たした。

 現地時間10月10日、サントスは、無所属だった元ブラジル代表FWのロビーニョと契約したことを発表した。

 現在36歳のロビーニョはサントスの下部組織育ちで、2002年にプロキャリアをスタート。そして2005年の夏にレアル・マドリーへとステップアップを果たし、2008年の夏には、当時の史上最高額となる3655万ポンド(約65億円)でマンチェスター・シティへ移籍して話題をさらった。

 2010年に一度サントスに復帰したロビーニョは、その後、ミランや広州恒大など4か国6チームを渡り歩き、今年8月に契約満了に伴ってフリーに。新天地を模索するなかで、古巣と5年ぶり4度目の復帰契約を締結した。

 驚くべきは、今シーズン終了までの5か月間の契約金だ。サントスの発表によれば、クラブの財政難を受けてロビーニョは、「わずか月1500レアル(約2万8500円)の報酬でサインすることを受け入れた」という。

 また、ブラジル・メディア『Globo』によれば、当初、サントス側はロビーニョとの契約を断念したものの、本人が「月10レアル(約190円)での契約でも構わない」と熱意を見せたことから再び交渉を開始したという。もちろん月10レアルは違法に当たるため、最終的に月1500レアルで合意に達したようだ。
 
 今回の契約には10試合の出場で30万レアル(約570万円)、15試合に出場すればさらに30万レアルというボーナスも設定されているものの、かつてブラジル代表の10番を背負った天才FWとしては異例の契約だろう。

 当の本人はサントスの公式サイトで「僕に全てを与えてくれたクラブを助けたい」と契約に至った想いを語っている。

「サントスは厳しい財政状況にある。だから何かすべき時が来たんだと思った。これまでもサントスは僕を何度も助けてくれたからね。今回の復帰だけでは恩返しにはならない。僕は最低賃金でプレーするけど、大事なのはこのクラブにいて、何かを成し遂げることだと思う。少しずつコンディションを高める必要はあるけど、まだ身も心も元気だし、チームに貢献したいと思っているよ」

 漢気に溢れた契約を締結したロビーニョ。世界で異彩を放ったクラッキのパフォーマンスから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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