「起用を熟考すべき」“過労”のフィルミーノに代わる南野拓実の抜擢を地元紙がプッシュ!? 日本の10番に高まる期待

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年10月09日

「ミナミノは印象的なプレーをしている」

明らかに疲労の色が見え始めているフィルミーノ(左)の代役として地元紙で推されているのが、南野(右)だ。 (C) Getty Images

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 10月9日に“不屈のライオン”ことカメルーン代表との親善試合に臨む日本代表で、10番を背負う南野拓実。7日のオンライン会見では、「正直、今の自分の立場には全く満足していない」と所属するリバプールでの扱いに、本音を漏らした。

 今シーズンは公式戦6試合出場(先発2試合)で、移籍後初ゴールを含む3得点とまずまずの成績を残している。だが、序列的にはモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネの最強3トップのバックアップというのは明白で、プレミアリーグでの出場時間はわずか48分だ。

 しかし、そうした扱いに対して、地元メディアでは、日本の10番を先発で抜擢すべきだとする声も出ている。

 日夜、リバプールの情報を発信している『Liverpool Echo』は、「クロップはフィルミーノの起用法を巡る問題に直面している」として、CFを務めるブラジル代表FWの使い方に疑問を呈した。

 15年にホッフェンハイムから入団して以来、主力としてプレーし続けてきたフィルミーノだが、今シーズンはやや精彩を欠いている。専門メディア『THIS IS ANFIELD』によれば、プレッシングの成功率も31.7%と落ち込み、ゲーゲンプレスの担い手としての役割を果たせているわけではない。

 そんなフィルミーノの現状を『Liverpool Echo』は、次のように分析した。

「クロップのリバプールがますます強くなるにつれ、フィルミーノに対する意見は二分している。ある人にとっての彼は見過ごされた天才で、サラーとマネを活かすうえでも重要な接着剤だ。その一方で単に過大評価されている9番であり、十分なゴールもないという少数派の意見もある」
 

 さらに「今シーズンのフィルミーノが、疲れによって最高の状態ではないことに疑いの余地はない」と厳しく言及した同紙は、「現時点でブラジル代表FWのこれまでの貢献を帳消しにするのは時期尚早だが、クロップは前線を熟考すべきである」と続けている。

「リバプールのフロント3はヨーロッパで最も恐ろしいトリオだ。彼らが最高の状態であるならば、彼ら以上の存在はいない。だからこそ“偽9番”を担っているフィルミーノの状態が悪い今は、プランの変更をするべきだ。

 選択肢がないわけではない。この夏にレッズには、ディオゴ・ジョッタが加わり、今年1月に入団したタクミ・ミナミノも少しずつ馴染んでいる。とくに後者は、フィルミーノの役割をしばしば起用され、印象的なプレーもしている。この二人がいるのだから、クロップは布陣変更も含めて、伝統的な3トップにだけこだわる必要がない」

 プレミアリーグ第4節のアストン・ビラ戦で2-7という歴史的な大敗を喫して、立て直しが注目されているレッズ。それだけに不振の背番号9の代役として、25歳のサムライ戦士の出場機会が増えていくかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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