【横浜FC】対鹿島戦のポイントは? 指揮官が言及した警戒すべきポジション

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2020年10月08日

そこをかいくぐれば「十分にチャンスはある」

鹿島のダブルボランチの高い守備力を注視する下平監督。中盤の攻防で優位に立てれば、勝利の可能性は高まるはずだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 ホームでの前回対戦は1-0の完封勝利。皆川佑介が挙げた1点を守り切り、クラブ史上初めて鹿島から勝点3を奪った。

 その鹿島とのアウェーゲームに臨む次節も、もちろん勝利を狙っていく。相手は2連敗中と調子を落としているが、下平隆宏監督は「力のあるチーム」とその実力を認めている。

 今季の鹿島はポゼッションに注力すると同時に、高い位置から積極的に奪いに行こうとする。そうしたチームは、ビルドアップを得意とする横浜FCからすれば、ある意味、与しやすいのではないか。ハイプレスを仕掛けられれば、持ち前のパスワークでそれを外し、勢いを持ってボールを前に持ち運ぶことができる。

 下平監督は、相手に前から来られても、あるいはブロックを作られても対応できるように入念な準備を進める一方で、「前から来てくれたほうがスペースは見つけやすい部分はある」とも展望する。

 もっとも、敵の守備戦術とは別に、警戒すべきポイントがあるようだ。

「ボランチのところのボール奪取力がかなり強い。そこをしっかりとかいくぐれれば、十分にチャンスはあると思っています」

 三竿健斗やレオ・シルバ、永木亮太ら実績十分な選手たちと対峙しながら、中盤の攻防で優位に立てれば、勝利の可能性は高まるはずだ。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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